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決定力不足は『日本の持病』

オシム


内容的には不満なのでは?という問い掛けに

―選手たちに『君たちはここがいけない、ここが欠点だ』と言ってコンプレックスを持ってしまうと、逆にサッカーが下手になる危険性がある。これはもう日本サッカーの持病というか、あまりすぐには治りそうにない病気と考えるしかないかもしれない。


ピッチ状態の悪さに

―アジアサッカー連盟に対して批判というわけではないけれども、どういうスタジアムでやるのかは確認してもらいたい。これはサナアの2000mの高地でやるということではない。ピッチ状態についてだ。こういう試合では偶然負けてしまうこともある。


選手選考について

―このチームの選手選考はいいと思うし、前進を始めたところだと思う。だがコンビネーションプレーはまだまだ。Jリーグでは重要なポジションは外国人が占めているから、重要なプレーヤーが育たない。発展し始めたと言っても、まだまだ始まったばかりだ。代表チームの監督だからと言って、Jリーグの監督に『あの選手を使ってほしい』とは言えないから。