大連で知り合った私の少数民族の友達を簡単にご紹介します。
まず、一番多いのが、朝鮮族です。
朝鮮語と中国語が話せるので日本語の習得が他の人よりも容易なため、日本語の勉強をしている人が多いです。
次に、モンゴル人族も日本語を勉強している人が多いです。
彼、彼女らの母語(モンゴル人の言語とは少し違うけどモンゴル語?)は日本語の文法に似ているらしく、モンゴル民族の学校で外国語で英語ではなく日本語を勉強していたそうです。
モンゴル族の友達に、モンゴル(?)の文字を教えてもらいました。
この文字は縦書きで、中心の軸を基準にきれいにそろえて書きます。
日本語も同じ縦書きですが、日本は一行書いたら次は左の行に書くのに対して、この文字は確か右の行に文字を書くようです。
中国を象徴する北京の故宮にもこの文字が大きく書かれています。
故宮は、モンゴル族の建物ですから。
中国の歴史に占める少数民族の重要性は大きいです。
ちなみにこの文字はモンゴルでは現在使用されていません。
クラスメイトのモンゴル人に確認したところ、現在はロシア語のキリル文字を使用しているとのことです。
モンゴルは北はロシア、南は中国に挟まれていて、ロシア語由来の単語もあるそうです。
ただし、全く別の言語です。
あと、大学の担任の先生や、塾の担任の先生もモンゴル族出身でした。
でも、先生は生まれたときから中国語で生活しているので、モンゴル族の言葉はわからないといっていました。
ウイグル料理屋の従業員さんは回族かウイグル族で、イスラム教徒です。ウイグル料理屋さんでは豚肉料理はありません。
あとは、苗族と土家族のハーフの南方出身の女の子の友達がいます。複数の民族の遺伝子が混ざっているからかとても美人です。
人口の比較的多い少数民族はその少数民族の学校があります。
例えば朝鮮族の学校では、朝鮮語で漢民族と同じような授業をします。
問題集は中国語で書かれているそうです。
そのような学校が小学校から高校まであり、高考(日本のセンター試験のような大学入試の全国共通のテスト)も朝鮮語で受けられます。
モンゴル族も同じようなシステムになっています。
主要な少数民族はその民族の言語の高考があり、少数民族の言語の高考を受験すると、下駄を履かせてもらえる(何点かプラスされる)らしいです。
しかし、少数民族でも漢民族の学校に通う人もいます。