中国政府が実施している新HSKの最難関6級。
私は留学中中国でHSK対策の塾に6週間ほど通って6級に合格しました。
そのときの学習内容をご紹介します。
(塾に行く前から中国語を勉強していました。塾では毎日大量の宿題が出ました。)
第1部分は听力です。
新HSKの過去問や予想問題を30回分くらい行いました。
数多く問題を解いているうちにHSKの傾向やテーマがわかってきます。
問題文を聞く前に選択肢を見てから聞くと正答率が高くなる傾向があります。
全ての選択肢に同じ人物名や名詞などが出てきたときはそれを囲ってしまうと見やすいと思います。
たまに、問題文を聞かなくても選択肢で解答が想像できるものがあります。
インタビューの部分は答えがバランスよく散りばめられていることがほとんどです。
インタビュー→ゲスト→インタビュー→ゲスト→インタビュー→ゲスト
ゲストのそれぞれの発言のどこかに解答があることが多いです。
一度問題を解くだけよりも復習したほうが実力がつきます。
試験開始後いきなり中国語を聞いても頭が中国語に切り替わっていないために、
スムーズに中国語が聞き取れない恐れがあります。
対策としては、試験当日の朝から何分間か中国語を聞いていると問題文を聞き取りやすいです。
わからなくても、とにかく解答を選んでマークする。
できれば、解答にふさわしくないものは除外してその中から適当にでも選ぶ。
マークさえしていれば4分の1の確率で正解になる。
次に、第2部分の阅读をご紹介します。
長文問題は日本人の正答率は比較的高いと思います。
過去問や予想問題をたくさん解いていればできるようになります。
文章の並べ替え穴埋め問題は、接続詞に注意して、数をこなせばできるようになります。
難しいのは第1部分と第2部分です。
配点としてはそれほど高くないので、潔くあきらめて勉強しないという方法もあります。
第2部分は単語をや成語を覚えることで対処しえます。
試験範囲の単語はダウンロードできるようです。
第1部分は時間がかかるし、考えてもわからない問題が多いです。
間違いとしては、
主語がない、述語がない、目的語がないといった要素不足
使っている単語が適切ではない、
単語の組み合わせが適切ではない、
重複している、文法が間違っているなど多種多様です。
<お断り>
私が中国の塾で習った内容です。必ずしも正確な情報でないかもしれません。
試験内容や採点方法などが変更されることがあります。受験の際は予めご確認ください。
また、合格を担保するものではありませんので、ご了承ください。