中国に留学しようと思っている方に留学先の都市のメリットとデメリットを私なりにご紹介します。
留学先の候補としてまず挙がるのは北京と上海だと思います。
北京は名門大学が多いし、大都市というメリットがあります。
しかし、人口が多すぎて交通渋滞や物価が高いと言うデメリットもあります。
また、冬は大雪が降り交通が麻痺したり、とにかく寒いので防寒対策が必要です。
大気汚染も問題になります。
上海も同じく大都市なので便利な反面、物価が高い(日本と比べたら安いですが、中国のほかの都市と比較するとやや高い)です。
南部に位置するので、北京ほどは寒くありません。
しかし、暖気(蒸気を使った中国の暖房)がないので、屋内でも寒いと聞きます。
上海の方言があります。
あとは、武漢や南京や天津もいいと思います。
私のおすすめは、大連です。
自分が留学していたということもありますが、治安がいいからです。
去年の尖閣諸島の問題のときに中国全土で反日デモがありましたが、大連はありませんでした。
というのも、大連は日本の企業が多くあり、日本人や日本語を話せる中国人が多いため、中国で最も親日的な都市です。
もし私が他の都市に留学していたら危なくて帰国していたかもしれません。
去年の今頃は日本では毎日そのような報道があり、日本の家族や親戚や友達は非常に心配していました。
一方の私はそんなことは全く気にならずに穏やかに過ごしていました。
確かに、大連は中国の東北に位置しているので冬は寒いです。
しかし、地図で見ると実は北京よりも緯度は低いです。また、北京は内陸なので寒さが厳しいですが、大連は半島なので海があり寒さが比較的穏やかです。
あとは、中国の担任の先生が言っていたのは、「もし1年留学するなら北方と南方と半年ずつ行ったほうがいいよ」です。
中国は広いので、北と南では文化が全然違います。言葉も違います。
なので、それぞれを体験した方がいいということです。
時間とお金が許すならそれがいいと思います。
留学はそれぞれの目的に合わせて留学先を決めるのがいいと思います。
日本人や外国人が行かないような超田舎行くのもいいかもしれません。