卒業式
の思い出で印象に残っていることは、先生から謝られたこと。
高校の卒業式、一人一人担任の先生と話すタイミングがあった。
私の番が回ってきて、まず先生から“卒業おめでとう”
という言葉をもらった次には、
“受験の時、責めてしまってごめんね。ずっとあれから謝れずにいたこと後悔してて”
という言葉だった。
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↓なぜ先生が謝ったのか、過去編突入
受験が近づいた頃。
私自身頑張って作った、受験で提出するための作品に対して先生は、
クオリティーを指摘した。
先生から言われた言葉は正確には覚えていないが、
“受験なのだから、適当にではなくもっとちゃんとこだわった方がいい”
というような内容だった気がする。
さらに、先生は
“放課後、話があるから職員室に来てください”
と言った。
それを言われた瞬間、私は固まってしまった。
なぜなら、
「先生に怒られるのかもしれない。」
「私自身は頑張ったつもりだけれど先生には適当に作ったと見られているのかもしれない。」
「受験を甘く見ていると先生に思われているのかもしれない。」
という風に感じたからだ。
だからこそ、先生に言われたその瞬間なんと返していいか分からなかった。
それから数時間後の昼休みに、私が作品をこれだけ頑張って作ったという説明を書いたメモを先生に渡した。
メモにしたのは、自分の口で面と向かって言うのは、当時の私には勇気が無く、できなかったからだ。
そのメモを読んだ先生は、“ 放課後は職員室に来なくて大丈夫です”
と私に言って立ち去った。
それから私は、先生がメモを読んでどう思ったのか、ずっと本当に不安だった。
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過去にこうした出来事があり、先生は卒業式に私に“ごめんね”と言った。
当時、高校生の頃は、その言葉に対し「先生怒ってなくて良かった」とホッとした。
今考えると、大人が子供、学生に謝ることって勇気がいることだと思うし、
大人・先生にはプライドもあったことだろうに、
先生は勇気を出して伝えてくれたと思う。
しかし先生からの指摘があり、受験により身が引き締まったことも事実。
本当にいい先生だったと思う。
卒業式、想いを伝えられる最後の時間が、思い出です。