もっと

あたしの事を知って下さい。

もっともっと

こころのなかを

理解して欲しいの。
誰よりも

親密に

何も言わなくても

頷いて欲しい。

誰も入り込んでこないでよ。

お願いだから。

大好きで

大好きで

大切なのに。

誰も入り込んでこないで。

人は

如何なる時も



だ。

いつの時代も

色恋沙汰云々と

頭が痛くなるくらい。

あたしだって

決して

例外じゃないけど

そーゆーんじゃないの。

求めてる物は

いくら手を伸ばせど

掴めない。

…。

解っています。

だからこそ

あたしのアタマん中を



これ以上

ぐちゃぐちゃに

しないで。

あたしは笑っていた。

とてもにこやかに。

時に

顔を歪めるほど

楽しそうだった。

そして

ズタズタだ。


ズタズタに引き裂かれそうだ。

余計な事を口走っているのを

解っていて

だけど

そうするしかなかった。

逃げ出したかった。

様々な想いが交錯するその空間で

あたしは



目を反らしているしかなく

只々

その場から

逃げ出したかった。

笑っている事でしか

その場を

やり過ごす事が

出来なかった。



誰にも

打ち明けられない

気がしている。

決めたのに

決めた事なのに

気持ちとは

裏腹に

ズタズタに。

あまりにも。

笑いたくなんか

なかったよ。
あけおめ、自分。

年越しは

お風呂入ってた。

普通だよ。

日付が変わっただけー。


しかし

いや

こりゃ参ったね…。

明日は

呑むかぁ。

あんたには

あたしの心ん中

わかるの??

見透かされて

うまく誤魔化しきれなくて

それでも

きみは

あたしの先を行ってて

自分の事を

誤魔化して行くしか方法は無い。



もともと

無いような気持ちだ。

痛くも痒くもないけど。

だから

明日は

呑んで

楽しくなって

何も気にしないで。

誰も

あたしの事を

気にしないでね。

ずっと喋っていよう。

あぁ

あぁ

上手いようには

いかないもんなんだ。

ニーゼロイチイチ。

初っぱなから

…。

知れてるなぁ。

ねぇ??



寝よ寝よ。