こんにちは!
今回は前回予告しました、ミュージカル黒執事の観劇感想を書きたいと思います。
ネタバレのときはしっかりと言いますので、安心して観てください![]()
まず、ミュージカル黒執事とは...
漫画黒執事(今も連載は続いています
)やアニメ黒執事を原作とし、キャラクターたちが生きているようにキャストさんが工夫していたり(仕草や、メイク、声のトーンなど)、自分がその世界に入れるような演出だったり、ワクワクするストーリーだったりと、あたかも漫画の中を観ているような世界観の舞台またはミュージカルとして公演をしたものです。
2.5次元ミュージカルですね!
略して生執事と呼ばれることもあります。命名は原作を書かれた枢やな先生です。
そして、生執事は大変人気で、シリーズ物となっています。
・音楽舞闘会 黒執事 〜その執事、友好〜
2009.5.28~6.7 サンシャイン劇場
・ミュージカル「黒執事」-The Most Beautiful DEATH in The World- 千の魂と堕ちた死神(初演)
2010.5.3~9赤坂ACTシアター
2010.5.15~5.16春日井市民会館
2010.5.21~5.23イオン化粧品シアターBRAVA!
・ミュージカル「黒執事」-The Most Beautiful DEATH in The World- 千の魂と堕ちた死神(再演)
2013.5.17~5.26赤坂ACTシアター
2013.6.8~6.9梅田劇術劇場メインホール
・ミュージカル「黒執事」-地に燃えるリコリス- (初演)
2014.9.5~9.23六本木ブルーシアター
2014.10.2~10.5梅田劇場シアター・ドラマシティ
・ミュージカル「黒執事」-地に燃えるリコリス2015-(再演)
2015. 11.7~11.10梅田劇場メインホール
2015.11.14~11.15名取市文化会館大ホール
2015.11.21~11.29赤坂ACTシアター
2015.12.11~12.13中国・藝海劇院
2015.12.18~12.20中国・北京展覧館劇場
2015.12.25~12.27中国・深圳保利劇院
・ミュージカル「黒執事」〜NOAH'S ARK CIRCUS〜
2016.11.18~11.27TOKYO DOOME SITY HALL
2016.12.3~12.4キャナルシティ劇場
2016.12.9~12.11あましんアルカイックホール
2016.12.17~12.18刈谷市総合文化センターアイリス大ホール
・ミュージカル「黒執事」-Tango on the Campania-
2017.12.31~2018.1.14TBS赤坂ACTシアター
20181.19~1.22神戸国際会館こくさいホール
2018.1.26~1.28江南市民文化会館
2018.2.3~2.4本多の森ホール
2018.2.10~2.12久留米シティプラザ ザ・グランドホール
と数多くの公演を行っております!
いやぁ...やっと書き終わった
(もしかしたら打ち間違いがあるかも...)
ストーリーを簡単にご説明しますと...
19世紀末期のイギリス。名門貴族・ファントムハイヴ伯爵家には知識・教養・料理・武術など、すべて完璧な執事セバスチャン・ミカエリスがいた。まだ12歳の幼く我儘な当主シエル・ファントムハイヴの命令を忠実にこなし、役立たずの使用人たちの失敗もフォローする。
実はファントムハイヴ伯爵家は、代々政府の汚れ仕事を引受け、英国裏社会の秩序を守る悪の貴族であり、幼いシエルも「女王の番犬」として任務にあたっていた。さらにシエルには両親を殺害され、自らも誘拐・慰み者になっていたという悲惨な過去があった。セバスチャンの正体はその際に出会った悪魔であり、シエルは自らの魂を対価に彼と契約し、復讐を果たすために敵の正体を追っていた。(Wikipediaより)
ものすごく素敵な世界観!
私はこの19世紀末期の世界観が大好きすぎて...毎回衣装やセットに注目していました![]()
生執事では、執事セバスチャン・ミカエリス役は、リコリスの初演まで松下優也さん、リコリスの再演から最新作tangoまで古川雄大さんが演じました。
シエル・ファントムハイヴ役は阪本奨悟さん、西井幸人さん、田中偉登さん、福崎那由他さん、中川蓮生さんが歴代キャストです。
さてさて、前置きが長くなってしまいましたが、私が黒執事にハマったことについてお話しましょう!
黒執事にハマった作品、それはミュージカル「黒執事」-地に燃えるリコリス2015-です![]()
私は、dアニメに入会し、いろいろな作品を観劇したいと思いました。
まだ、観たこともない作品に触れる絶好のチャンスだったからです。
そこで、もともと知っていた古川雄大さんが出演している生執事を見ようと、リコリス2015を観ました。
最初は軽い気持ちで観ていたのですが、それはもう感動の連続で...
どの曲も、セリフも、仕草もすべてかっこよく、でもどこか儚く思えました。
あのイギリスの世界観、雰囲気すべてを体現しているキャストさんがすごくてもう言葉が出ず、瞬きすらも忘れてしまうほどでした。
実はわたしはこれまで黒執事を知りませんでした。
名前と、少し怖いということだけ。
だからこそホラーやサスペンスが苦手な私は手をだしずらかったのでしょうか...
観終わったときにはそんな感情どこへ行ってしまったのやら...
少〜しだけ怖かったシーンもありました。(自分で想像すると怖いシーン)
でもそれが、物語の良いスパイスになって、話が進んでいったのです!
私はなんという誤解を...
もっと早く知っていればよかった...と後悔しています。
それでは、もう少し詳しくです!
以下ネタバレを含みます...ご了承ください![]()
私が感動したポイントをいくつかご紹介します!
まず1つ目、それは、古川雄大さんの歌唱力。
そして、マダム・レッド役のAKANE LIVさんの歌唱力。
みなさんとても素敵な歌声と歌唱力なのですが、この二人がピカイチ...![]()
後にわかったのですがAKANEさんは元宝塚なのですね!
さすがでござます。
古川さんはいまでは、モーツァルトや、エリザベートなどにご出演されています。納得できる、というか見に行きたい!!!
聞いていて、とても心地よい、そして少し儚さもあります。そこのバランスが...さすが![]()
2つ目は、ストーリー。
黒執事を知らない私でも、理解ができてなお楽しめる。
すごく素敵でした。
原作は「切り裂きジャック編」です。
実際に起きたと言われているあの切り裂きジャック。
本作では、マダムとグレルサトクリフ(植原卓也さん)が犯人でした。
マダムはシエルにとって叔母に当たる親戚。
シエルは最後、犯人を突き止めます。マダムはシエルを殺そうとしますが、やはりかわいい甥っ子を殺すことはできない。そこで、グレルがマダムのそんな姿に絶望し、シエルの前で殺してしまうのです。
シエルは、親戚だろうと何であろうと、いつも女王の命令に従います。
その姿が心苦しく、悲しいのです。シエルは決して口にはしない。
しかし最後の最後、マダムのお葬式で、ずっと二人の間で歌われてきた歌を歌うのです。
その曲もまた良いんですよね...なんか心に大きなものがグッと来るのです。
シエルの勇ましく逞しい心と、少し悲しく儚い姿。
忘れられません。
幕間がある少〜し長めの(でも最近ではその長さが普通なのかな...?個人的には少し長い部類に入るかな...)舞台なのですが、本当に面白くて引き込まれるから一瞬ですね![]()
最高です!
3つ目は登場人物!これは原作がまず本当に素晴らしいのです...
先程も述べたように私はこれまで黒執事のことを何も知らず...
でも生執事を観てからアニメも漫画も気になって、まずはdアニメにあるアニメから見ることにしました。あまりアニメは観ない方で、特に長編(何十話ある)アニメは途中で挫折してしまって、なかなか最後まで観られない性格なのですが...初めて最後まで観たのです!そこまでおもしろかった...本当に...
アニメの中でも、生執事の中でも、登場人物のそれぞれの個性がキラキラしてる![]()
それがまた一つの魅力なのです。あぁ、こうなりたいなぁとか、セバスチャンみたいな執事に会ってみたいと思うのです!
また、生執事でもアニメでもお話によって色々な人物が新登場するのです!
毎回ワクワクしたり、びっくりしたりする事があって...!
特に生執事ではキャストさんが隅々までなりきって演じます。
セバスチャンは、立ち姿、振る舞い、声のトーンすべてが執事なのです...舞台上にいるだけで、空気が落ち着くというか、安心感があるというか...
そして、ウィリアム・T・スピアーズ(輝馬さん)はまず足なっっが!!!そして、「沈着冷静かつ几帳面で真面目な性格」が観てもう分かる!
葬儀屋・アンダーテイカー(和泉宗兵さん)は、声が原作通りですね...どうやってあの不気味な声を出していらっしゃるのか...
ここには書ききれないほど魅力的に演じていらっしゃるキャストさんばかりです!
原作から登場人物が素晴らしく面白く、優しく、儚い...だからこそ引き込まれるのかなと思います。
最後は、ミュージカルの醍醐味かしら。音楽です!
先程歌唱力のことは話しました!次は歌です。
それはもう...楽しさや悲しさ、苦しさや怒り...気持ちがとっても伝わってきます!
口ずさんでしまうくらい聞いてます![]()
それぞれが、自分にあう歌詞を歌い、集まるとき...
鳥肌が立ちました...
シエルとセバスチャンのやり取り...
特に私が好きなところは...
白と黒に縁取られた運命の糸に絡まりながら 魂は気怠げに 夢と現の境目彷徨いい 物語のページはまた捲られてゆく 洋燈を灯すのは私 その実が崩れずに熟すまでは たとえ玉座が崩れ 輝かしい王冠が朽ち果て 数え切れない亡骸が積み上がろうと 積み上がる亡骸の上 王手のコールを聞くその時まで
(根拠となる歌詞がないため、私が聞いて書いたものです。もしかしたら変換や言葉が間違っているかもしません。)
ここは...何度聞いても、シエルの心の強さを一番そばで感じ、しっかりとお使えする主のためにともに成す。リコリスの物語の終わりをこの歌で見事締めくくります。
これほどまでに素敵な曲がたくさん詰まっているのだから、CDを...
というように、まだまだありますが、全てが素晴らしく、引き込まれる作品です。最高のひとときでした![]()
生執事に出会えて幸せです![]()
実は他に生執事の舞台、CIRCUSもtangoも観ているのです。リコリス2015の前の千の魂も観てます!その感想はこのあと書くととても長くなりそうなので、帝一を書き終わり、またいつか書きたいなぁと思ったら書こうと思います!
)CIRCUSは実はちょっとした推しさんのエピソードもあるので、CIRCUSは絶対に書こうかな。)
本当にここまで観てくださりありがとうございます。観劇レポは長くなってしまいますね...書き留めたいことがたくさんあって手が止まりません笑
ぜひ皆さんが最近見たものでおすすめなどありましたら教えて下さい
お待ちしております![]()
ではまた次回...
日々前向きに...![]()
p.s.
いくつかのいいねや、フォローありがとうございます!とても励みになります。
自分が書きたいもの、載せたいものを中心にアップしているブログですが、ぜひお気軽にみてくだされば、嬉しいです![]()