こんにちは(・∀・)ノ
最近、グルっぽのことで、いろいろ活動させていただいているので、自分のブログが疎かになってしまい、申し訳ありません。
こちらの連載もきちんと書いていきますから……
お許しを。
~梨園~
おばあちゃん「ほらっ着いた~ここだよ」
すんごい、たくさんの梨があるなあ。
しかも、全部同じ……?
アナ「うわあ!!たくさんありますね……あらっあちらに女性がいらっしゃいますね?」
智「女性?…あ、本当だ」
すらりとした女性が、作業着と麦わら帽子を被り、梨を1つ1つ収穫していた。
おばあちゃん「おーい!結希子。テレビの人が来たぞー」
結希子「あら、お母さん、稲刈り終わったの?……テレビ!?」
目がまんまるだ!!
智「すみません。おっきくて美味しそうな梨ですね。ちょっとだけ取材させていただいてもよろしいですか?」
結希子「大野さん!えぇ…構いませんよ。私が言うのもなんですけど、今、収穫時期ですから、立派でしょう?」
まるで、自分の子供のように
優しい顔つきで見ている結希子さんを見ると
この人が、どれほど大切にこの梨を育ててきたのかが、伝わってくる。
アナ「結希子さんは、お母さんの娘さんということですか?」
結希子「はい」
智「……ずっとですか?」
結希子「ずっと?」
智「この梨園をずっと営んでいるのですか?」
おばあちゃん「若いもんの考えていることは、よくわからん」
結希子「もう、お母さんたら……5年くらい前からですね。それまで、東京に住んでいたのですが、事情があってこっちに帰ってきて、梨を作り始めました」
智「へー」
事情ねぇ…。
なんか深そうだな。
おばあちゃん「味見してもらったら、どうだい?」
アナ「いいんですか!」
嬉しそうだな~。
よっぽどの梨好きと見たぞ。
結希子「そうですね。じゃあ、ちょっと家で切ってきますね」
微笑んでいる結希子さんは、
収穫された、たくさんの梨の中から、2つ選んで、家に向かった。
おばあちゃん「あの娘は、昔からこうと決めたら、譲らんからな~」
アナ「梨を作ることに、反対された…ということですか?」
おばあちゃん「東京で、安定した暮らしを捨てたのじゃ。まだ、学生の孫の学費もあるってのに」
智「親心ですね。俺が言える立場じゃないですけど、娘さん、覚悟を決めたんでしょうね」
なんか、良いこと言ったような気がする!!
おばあちゃん「ん~。親は、いつまでも、子供の親だからな。いつまでも心配なんだな」
結希子「お待たせしました~」
噂をすればっ
けっこう早かったな。
おばあちゃん「ちと、大きく切りすぎだな」
結希子「あら、そうかしら?まあ、気にしないでくださいな。さあ、どうぞ召し上がって」
智「いただきまーす」
…んー
なんともみずみずしい。
甘味もしっかりある。
かみごたえも、味も、パーフェクト!
結希子「どうですか?」
智「こんなにおいしい梨、食べたことないです!みずみずしいですね」
アナ「では、私も……おいしいですね」
結希子「ふふふ。よかったです」
おばあちゃん「去年よりも、おいしくなったな」
素敵な親子だな。
おばあちゃん、もっと素直になればいいのに。
結希子「でしょ~」
自信たっぷりの笑顔だ。
それに相応しい梨だから、当然だね。
智「梨って、こんなにもジューシーなんですね」
結希子「それは、私の愛情です」
アナ「ふふふ…あ、そういえば、この梨の品種って何ですか?」
結希子「品種は……結月です」
結月…
結月…
あ、あの娘!
でも関係あるの?