こんにちは
謎ディの影山さんを見て、執事…書きたいな と思い、この作品を書くことにしました。
それで、
今回の主人公は、ニノにしよう
そう思いました。
では、ニノが執事になったらどうなるか?
覗いてみましょうか?
浅井光(あさいひかり)←お嬢様
二宮「お嬢様、そろそろお目覚めの刻限にございますよ」
光「まだまだ眠いの」
二宮「いけません。学校に遅刻しちゃいますよ?」
だんだんと私に顔を近づけてきた、執事の二宮。
光「ちょっ近い!」
二宮「起きないなら、どうなるかお分かりですよね?」
二宮は、余裕げな顔で、自分の唇を尖らせていた。
光「はっ!?」
二宮「お嬢様は、確か…まだ誰にも唇は奪われていません、よね?」
光「そうだけど…私だってしようと思えば相手なんていくらでもいるわ」
二宮「そうなんですか?これは驚きました!」
光「どういうことよ」
二宮「私とお嬢様は、お嬢様が幼少時からのお付き合いです。確かに男性と交際されていた時期もありました。しかし、毎回お嬢様はフラれてしまいます。交際しはじめて、3日ぐらいで…」
光「なんでそんな詳しく知っているのよ」
二宮「いつもお嬢様のお側に控えておりますので」
光「あっそう」
二宮「あらっお嬢様?もう目もパッチリ開いていますね」
光「朝からこんな話をしていたら、さすがに目が覚めるわよ」
二宮「では、朝食を食べる時間がありませんので…学園までの車内でお召し上がりください」
光「わかったわよ」
二宮「お召しかえ早くしませんと!お手伝いいたしましょうか?」
光「1人でできるわ!!それぐらい!!」
二宮「あまりカリカリしていますと…お肌によくないのでは?」
光「ふん」
毎朝。
私は、いちいちイラってくる言葉を浴びせられる。
でも、話をしているときは、イラっとくるけど、肌について気にしてくれたり、時間をちゃんと考えてくれたり、意外とイイヤツかもしれない。
二宮「お召しかえは、お済みですか?」
光「うん」
二宮「それでは、お車をご用意させますので、我々は玄関ホールに向かいましょう」
~車内~
二宮「お嬢様、ご朝食の用意が整いましたので、お召し上がりください」
光「ええ、ありがと」
二宮は、料理が得意ではない。
でも、今日は私が寝坊したせいで、車内で朝食を食べることになったから、二宮が作ることになった。
二宮「お味は…いかがでしょう?」
光「前食べたときよりはマシかな」
二宮「そうですか!ありがとうございます。」
私が、二宮をほめると、二宮は嬉しそうに微笑んでくれてる。
それをみると、
私もそこまでダメなお嬢様ではないのかな?
と思う。
さて、問題はここからだ。
光「二宮、着替えなくてもいいの?」
二宮「あっそうでしたね。では早々に」
光「二宮、やっぱり執事の服より制服の方が似合うわよね~ずっとそのままでいてよ」
二宮は、あっという間に制服に着替えてしまう。
そう。
二宮は、私と同じ学園の制服を着ている。
パパが学費を私と二宮の2人分払ってくれているのだ。
私の執事をやり始めたのは、私のパパへの恩返しが少しでもしたいかららしい。
二宮「お嬢様、到着致しました」
光「よしっ行くわよ」
二宮「はい…お手を」
私は、二宮の小さくて可愛い手をかりて車を降りる。
吉本優子(光の友人)「ごきげんよう、光さん」
光「ごきげんよう、優子さん」
友人の優子さんは、二宮と繋がれていた私の手をとり、二宮から離れるようにその場を去る。
光「二宮~ちょっと先いってて」
二宮「では、お先に教室に行っております。お気をつけて」
光「うん」
優子「…光さんに相談がありますの。中庭に行きません?」
光「ええ」
~中庭~
光「優子さん、相談って…?」
優子「とっても言いにくいことです」
光「何でも言って、私にできることなら、何でもやるから」
優子「あの…二宮さんを私にください!」
光「えっ…どうして…」
優子「二宮さんが好きなんです。あの方の光さんだけに向けられる優しい笑顔を拝見していたら、欲しくなってしまって…」
光「でも」
優子「お金ならいくらでも払います。私は、本気です。光さん…お願い申し上げます」
優子さんは、必死な表情を浮かべて頭を下げた。
彼女も吉本家の跡取り一人娘である。
お嬢様がこんなにも、
真剣に説得して頭を下げるなんて、私にはできない。
優子さんになら、
二宮を託してもいいかもしれない。