いつもお世話になっております。

いつもお世話になっております。

パーキンソンの夫との日常、あれこれ。

パーキンソン主治医ドクター+看護師さん+相談員さん+ケアマネさんで、京大病院退院後の道筋の相談をしてきた。

 

結論としては、

最初希望していた病院はNGだったので、

主治医ドクターおススメの病院と洛西シミズ病院に打診してもらうことに。

 

リハビリ入院先が無いなら、自宅に戻る。

 

パーキンソン主治医ドクターからは、薬のお話。

「以前からお話してますが、

 ドパコールを増やしてみませんか?真顔

 

75mg・・・「普通は300とか飲むところなので真顔

ちょっと増やしてみることに。

あと、リバスタッチパッチがイイ感じ。の話もした。

たぶん、今貼ってない気がしたので。

「見当識が良くなって、話の通りがよくなりますウインク

「そですねー♪ ニコ」→リバスタッチパッチ復活

それと、気持ちを安定させる、不穏を抑える薬として

抑肝散を試すことに。

 

薬の変更は、入院してて、信頼の厚い主治医ドクターが

見てくれる今を置いてない!です! とお伝え。

 

王様が薬で肝臓が悪くなるんじゃあないかって

不安が大きくて、ちょいと肝臓の数値チェックしてもらって

「問題ないですよー」となれば安心します。という話もした。

 

病院にいるのだから、そこでできることを

してもらおう。

 

主治医ドクターに、「王様ね、パーキンソン病なんだけど、

レビー小体認知症にも近い気がしてます。だからレビー小体認知症の薬の過敏反応があるのじゃないかと素人判断で怖くなってます。チーン汗」と尋ねてみた。

ニコ たしかに。レビーじゃなくても、パーキンソン病で認知症も出てるパターンの人も、薬の過敏反応がでたりもします。

近い感じになることも、まあありますね ニコ

 

よどみ一切なしの回答!

「だから、不穏の軽減に抑肝散をお勧めするのもそういうところで。ニコ

さすがです。クラッカー

 

「転院先で、レビー小体認知症の薬の過敏反応で不穏が強くなったときに、原因を薬の副作用ではなくて、認知症だからとか、せん妄がひどくなった という受け止めしかされず更に薬が処方されると、怖いです。チーン汗

 

「それはそうですよね。ニコ 僕がおススメする病院には

 信頼できるパーキンソン病専門のお医者様がいてるので、

 そこなら、こういう話も分かってると思います。ニコ

 

さすがです。クラッカー

 

今月で転勤となってしまう・・・

この、ベースが賢くて、人柄ナイスニコ

知識、病気を見る切り口の柔軟さよ・・・

特急品キラキラのお医者様。

 

もちろん、次に主治医ドクターとなる先生も素晴らしいと

信じてる。

 

続く。

 

入院中も、ほぼ妄想ワールド領域展開プンプンピリピリ

余念はない様子。

 

「なんか、在庫が、、、とか 

 お仕事関係のお話されてますね。ニコニコはてなマーク」と

看護師さんも困惑気味。。。そらそうですよね。笑い泣き

 

昨日の晩に「レビー小体認知症とは何か」を読んだ。

レビー小体症当事者の樋口直美さんと内門先生という精神科のお医者様との対談。

 

この中に、妄想に関する話はないものか~~~と

期待したが、無かった・・・チーン泣

 

対談は樋口さんの体験をベースにしてるから、

そら、無いよね。。。

 

でも、幻視や幻臭、幻聴のことはかなり書いてあった。

幻臭ってのもあるんか とびっくり。

どれも、ものすごいリアル、現実と区別がつかんらしいレベルなので、当事者が訴えても「そんなことないよ~~~」ってされてしまって、当事者がしんどい思いをするとな。

確かに、本当のこと(当人にとっては)を訴えて、その都度「誓う」と否定され続けると心折れるね。

 

王様、幻視はある、匂いとか音は、、、あまり言ってこない。

 

ただ、幻視は幻視として正しく客観的に理解してることが多く、たまに「こら!プンプンDASH!」って怒ってることはあっても、

「ワンコには見えへんわぁ?」というと「そっか。」となっているし、幻視の幻さんたちはそんなに悪じゃないみたいで、不安を掻き立てるものではなさそうで そこで困ってない。

 

妄想ワールドは、さて、肯定して「そうね、在庫もたまってるね滝汗」って話を合わせていくのが正解なんだろうか?

今はやんわりと「王様今は年金暮らしやでーウインク」って訂正してしまってる。これはアカンのかもしれない。

 

妄想は、王様の豊かな想像力によるところも大きくて(たぶん)そこに、記憶の障害(カン違いぽい)と時間認知の障害といった

記憶領域、見当識の障害、認知機能のキャパが小さくなって、自分の考えのエラー訂正が入らないのかなって。

そして、豊かな想像力が 常の心配事に関わることと、自分の価値維持に関わるとことにひっかかって、「あー、、、こんなんなったら、やばいなぁ」のこととか、「仕事いろいろしてきたよなー」ってことが 脚色されて 色付けされて 

妄想世界が形作られる、、、、そんな感じがしてるんだ。

 

認知症のお薬で 認知機能のキャパを大きくすることも有効かもしれないし、王様の不安やいらだちを解消していくことができたら、違うことに気持ちを向けたら、かわるかなぁ?とも思う。

 

昨日読んだその本のなかで、オープンダイアローグ というものに触れていた。対話を使った療法の一種。

 

対話の注意点はこういうもの。

『◎対話の目的は「変えること」「治すこと」「(何かを)決定すること」ではありません。 対話を続け、広げ、深めること を目指しましょう。
◎「議論」「説得」「説明」は対話のさまたげにしかならないことを理解しましょう。
◎クライアントの主観、すなわち彼が住んでいる世界をみんなで共有するイメージを大切にしまし
ょう。「正しさ」や「客観的事実」のことはいったん忘れましょう。
◎対話が安心・安全の場になることを大切にしましょう。』

 

全部やっちまってる・・・滝汗

 

オープンダイアローグの対話は、

プロのカウンセラーさんが司会して、

家族、当事者との対話を深めて広げていくものであり、

素人がやるもんではないのだろう。

 

でも 注意点として挙がってるいくつかは、

王様との話の仕方のなかで、私がやらかしてるものがある。

 

毎回、すべての会話ではなくてもいいけど、

王様が妄想ワールド領域世界の話「在庫がなぁ・・・・」とかをしゃべってきたときには 訂正はせずに いろいろな質問をしてその世界を共有した方がいいのかもしれん。。。

王様が一生懸命「俺はこれができる!」と主張してることをそのまま 昔と同じように尊敬と興味を持って聞いてみるのをやってみてもいいかも。

 

我慢弱い私がどこまで耐えれるかはわからへんけど・・・

がんばるかなぁ。

 

そのあたりって、誰に相談したらいいんだろうねぇ?

 

レビー小体認知症の家族会とかかなぁ?

精神科領域の気がするのよな。脳神経内科じゃなくて。

 

今日、パーキンソン主治医ドクターから電話があり、

この先の事をお話したいと。

 

で、第一希望にしている病院は「難しいかと・・・真顔」というお報せ。

前もNGだったしなぁ。

やっぱりぃ?という感じだった。

 

先生から「リハビリ病院での入院というのが無かった場合の道なんですけど。真顔

「施設、、、、というのは考えてらっしゃいますか?ニコ

 

「施設は全然考えてないです。真顔

即答しましたぁ。

 

「介護度上がって、自宅だとだいぶん大変になってるかと思うんだけど、、、それでも施設は選択肢にはない?ということですか?真顔

 

「ないです音譜真顔音譜

 

まあ、具体的なことは明後日ご相談ということに。

 

施設はないよ。

たとえ3か月限定としても、その間に足がうごくようになってることは、たぶん、、、、無いと思ってる。

 

もちろん、色々な施設はあるだろうけど。

3か月間の集中的なリハビリ活動加点もあるだろう。

 

でもね、そんなにスタッフ居てへん施設が多いからね。

そこで 立てない状態の王様が立てるようになるって

まず、無いし。

 

それなら、家で午前中私と一緒に立つ練習毎日する。

 

施設暮らし、安定してるし、ムリ言われないし、

穏やかに過ごせる。それはきっと、そう。

でも、今じゃない感があるのです。

 

せっかく、パーキンソン主治医ドクターが

私の生活も含めての提案だったんだけど。。。

ごめんなさい・・・

 

ワンコさんは、王様と一緒に居たいのです。

ちゅー飛び出すハートニヤリ

 

当の王様は。

「歩けそう?」と訊くと「どうやろなぁ・・・キョロキョロ

 

おやぁ。ちょっと弱気発言。

まあ、「歩ける!ニヤリキラキラ」って言って、

歩けてないと、ショボーンマズイ・・・ ってことかなぁ?

 

今日もぐーぱーぐーぱーと言うと

両手で グーパーグーパー。キョロキョログーパーグーパー

左手をぎゅぅって握ったら ぎゅぅグー気づきって結構強く握り返してきた。

 

左腕も結構動かしてる。麻痺っぽい所はほぼない。

 

「ちゃんとうごくねぇーウインク

 

入院生活で、ちょっと表情が乏しい王様キョロキョロ魂

褒めてもあまり喜んでる感じもない。

ある意味仕方ない。

 

それでも、あほな事をしたり言ったりすると

しょうがないなぁ。という感じで少し笑う。ニヤリキラキラ

 

今日はちょっと、しょんぼり気味だった。ショボーン汗

 

もうね、リハビリ入院なしで、家に戻ってくれてもいいって思ってきてる。

全く立てない王様を前にして、移乗もできなくて、右往左往してしまうに間違いないんだけど。

明日抜糸って言ってたし。

リハビリ入院できるええトコが見つからないなら、

家で頑張るかな・・・

訪問リハビリの療法士さんは「あーーーーー、、、絶望」ってなるだろうなぁ・・・

 

遠いが、洛西のシミズ病院とかは、ムリなのかなぁ?

最近脳神経外科のリハビリで先進的なところを頑張ってる病院。

天井からぶら下がる形で上半身保持しながらの歩行の設備もある。まあ、使えるかどうかはわからないけど。

同じグループの通所リハやってるクリニックも近いから

退院のあとの道も付けやすい。

 

それか、リハビリ入院なしで

医療保険で御所南に通いのリハビリ、、、

 

まあ、どうしようもなかったら、

家でがんばるという、道が絶対にあるから。

 

腰椎骨折のあとと違うのは、

移乗というものが私がわかってること。

王様も分かってるということ。

 

立つために何したか、体験してきた。

もう一回、それをなぞって頑張れば いい。

 

大丈夫。

家に帰っても大丈夫。