アメリカのファスト・メロディックハードコアバンド、SECONDSHOT。
この曲は、アルバムの１曲目に収録されているナンバー。
疾走感全開の高速ビートながらも哀愁漂うそのメロディーは繊細で、中毒性がある。
メロディーの良さは、あのNOFXやNO USE FOR A NAMEにも引けは取らないと思う。
それくらい完成度の高いバンドだ。

（和訳）

みんな静かにしてくれ
グラスを上げて席についてくれ
そして祝杯をあげて
俺の旅立ちを祝ってくれ

この目だけに頼ることなく
今まで交わしてきた全ての握手を覚えている
だけどそれはいい意味で相手の輪郭をぼかしてきた

だから失ったものに後悔する時間なんてない
生きていれば誰だって犠牲を払っている
だから待っていれば大丈夫さ

俺の友人を紹介しよう
ジャニス・メアリー
立ち上がってくれないか
みんな彼女のした事を拍手で包んでやってくれ

俺はおまえに出来る限りの事をしてきた
それが全て良かったとは思わない
だけどどれだけ大切なのかなんて
失うまでわからないものさ

だからこのグラスと成功を置き去りにした
今まで若い娘に時間を割きすぎたけど
おまえこそが俺の人生で最高の時間をくれた
そして俺が向き合っている恐怖から
今でも救ってくれている

そしてこの緩い終焉を迎える為
こうしてグラスを上げているみんなに全てを捧げたい
そしてこの最後の機会に
別れを告げたい

アルバム

「One Foot Out The Door」

SECONDSHOT 『Last Toast』