8月の自然体験教室 森の活動と大そうめん流し | 千年の森 <森と棚田編>

千年の森 <森と棚田編>

現在の森林が1000年後まで森林であり続けますように…

こんにちは 暮らしの根っこを支える

森のつるちゃんです


暑い日が続いていますね~~。
8月7日は、地元小学校の自然体験教室の日でした。


この日の活動は、14年前からでは少しずつ変わってきています。


初めは、永井さんにお借りしたクヌギ林の近くの棚田跡地に

桜の木を植えさせていただいたので

毎年この日に、下刈りに行っていました。


それが、行く道すがらも、たくさんの草に覆われて

現地でも手におえないくらいの草が茂り、鉢や蛇の危険もあることから

そして、だんだん桜の木が大きくなって

下刈りしなくても育つくらいになってきたので

その活動はしないようになりました。


それまでの間、永井さんには森までの道を刈っていただいたり

子どもたちの活動を応援していただいて

とてもお世話になりました。


その後は、大豆を育てて味噌を作るようになったので

種をまいた大豆畑の草取りをするのが

仕事になりました。


これは、地元の角谷さんの畑や八木さんの畑をお借りして

角谷さんのお世話によって続けてこられています。


今年は、種まきの日に雨で自然体験教室が中止になりました。

その1週間後に有志で田んぼの草取りをしたのですけど、その日にも種まきができなくて

それから2日後に角谷さんとつるちゃんで播きました。


それがすくすくと育ってきましたけど

角谷さんが畝間を耕してくれたので、草があまり出ていません。


そこで、大豆畑は見学のみにして

いつも枝打ちや間伐をしている森へ行き

その少し先にある小さな「風穴」を見てくることにしました。





棚田では、朝早くからお父さんと先生たちがそうめん流しの準備押してくれています。




流す樋が出来上がると、竹を削って容器やお箸を作ってくれます。




こんなにたくさん、風流な竹の容器ができました。


お母さんたちは、そうめんと一緒に流す、ウズラの卵やミニトマト、武道を準備し、薬味もたくさん取り揃え、大量のそうめんをゆでました。


そうこうしているうちに、森から思い思いに木を下げて、子どもたちが下りてきました。


ギネスブックにも載ろうかというくらいの急こう配の大そうめん流しですから

そうめんやぶどうをすくうのが

なかなか難しいのですけど


工夫してすくい上げながら

お腹がいっぱいになるまでそうめんを食べました。





中学1年生と2年生も11名参加してくれて、最後の感想発表会の時に

『今度は男たちの仕事を手伝いたい!!』と頼もしい発言も飛び出して

参加しているみんなで

ほんとにうれしい気持ちになりました。


みんなの力を持ち寄って

この活動が継続できていることに、心から感謝をし

たくさんの元気をいただきました!!


さあ、あしたからも、がんばるぞ~~♪♪