ども。唐突にブログ書きたくなったものです。これにはちょっとした訳がありましてね。タイトル通り野球の話なんですが、今日の試合見ててココに書き残しておいた方がいいかなと何となく思って書き殴ります。

 

 7/19 De 3-2 巨人

総評:DeNAが連敗を4で止めた。DeNAは(中略)。先発・平良は6回2失点の好投で今季3勝目。敗れた巨人は(以下略)。

 

っていう未来を描いていたらですね。

 9回2アウト2塁バッター丸、最後の球をツーシームじゃなくてストレート(しかも前の球と全く同じコース)投げて当然のように打たれて同点、ここで監督が動いてなぜかピッチャー交代、次の4番岡本はここ3試合全く良いところナシだったから2ランですよ。テレビで見てて思わず笑っちゃいました。なぜならヤスアキを変えた時点で描いたストーリーそのものだったから。

 

 まぁもちろんツイッター上で議論が噴出してますよ。そりゃ監督の考えが一般人にわかるわけではないから、こうすべきだったっていう推測を皆がいろいろ言ってます。多くの人はこれまでの負け試合を見てきて、次に生かすためにこの場合ではこうすべきだ、っていう案を各自描いたうえで言ってるんだと思います(少なくとも私はそう)。ただそれらはだいたいデータやちゃんとした戦略をベースにしたものがほとんどで、直感でこうしようってのはほとんどないと思うんですよ。だいたいの球団はそれできっちり勝っています。それでもしも負けた時は「誤算だった」っていうのだから、そのときはまた次に生かせばいいんですよ。当時の最善の手を打ったわけですから、これで負けたら仕方ないってファンの人も思います。

 

 ただある球団はですね、8割くらいデータ重視で残り2割くらいは直感で決めるっていう監督がいまして、何度か周りを驚かせるような采配をしてるんですね。これでうまくいったときもあります。2017年のCSファイナルとか。あのときは皆スゲェってなってましたね(笑)。でも直感に基づくとどうしてもそれを裏付ける証拠がほぼなくなるという危険性もあります。だから、場面に応じてそれをうまく使いこなせればいい。これを言うのは簡単ですが実行するのは相当難しいですけどね。

 

 しかし今まで試合見てきた中での確率論的な話でいうと、やはりデータに基づいた野球をするチームの方が強いと感じます。ノムさんもとある番組で「野球は確率のスポーツ」とおっしゃってました。今年の巨人は一部メンバーが不調でもこれだけ強いのは、やはり原監督のもとデータ重視の野球をしているからと思います。そのチームに対し途中でリードしていても、ノーアウト1塁でバントせずに三振フライ併殺打で全くランナーを2塁に送れていない、先発の選手を3回とかで早々に変えてしまう、など。こういったシーンは流れを悪くする傾向になりがちです。これを1回だけでなく何度も繰り返すからこう言える。どうも直感に基づいてる采配が裏目に出てる気がするんですよね。挙句の果てには大事な場面でクローザーのピッチャーを変えて逆転される。

 

 この状態では強いチームとは言えない。上位打線が12球団の中でも1,2の破壊力を誇り、チーム防御率もリーグ2位なだけに非常にもったいない。是非ともデータ重視の野球に戻してほしいと思います。

 

 明日は休養日なんで、心入れ替えて火曜からの6連戦の応援に備えましょう。