<5日目>
釧路の朝。気持ちいい朝です。この日は1週間の中で一番の晴れ日和でした。ちょっと列車で移動して塘路駅へ。あらかじめ予約しておいた湿原の川下りがこの日のメインの1つ。超広大な平地なので流れはひたすら緩やか。低木が続くかと思ったら、いつの間にかちょっと高木の森林が現れたり、同業者とすれ違ったり、シカやタンチョウを発見したり。久しぶりに自然を堪能しましたね。
2時間ほど漕いでから駅に戻って、今度はノロッコ号というトロッコ列車で釧路駅へ。紛らわしいですが「ノロッコ号」が列車名、トロッコが車両の名前。文字通りノロノロ走ってました。
根室行く勢と別れて釧路でバスに乗り換えて今度は釧路湿原展望台へ。昼食(カレー)もそこで。さっきカヌーしたのは湿原の東側で、今度は西側。広すぎて1日費やさないと満喫できないくらい広すぎる。
散策道を通ってみるが、途中「これホンマに道?」みたいなとこも。そこを抜けたらザ・湿原にたどり着く。
な に も な い が あ る 。 星空凄そうだな、とふと思うくらい。誰もいないので皆で歌い始める。この旅行でモニター付きの狭い部屋以外で歌う能力を我々は取得したみたいです(どうでもいい)。
さて、湿原から抜け出して、バスまでの時間は......1時間半。まぁそこに湿原センターみたいなとこあるしそこで暇つぶせるっしょ......って思ってたら、閉まってた。Googleマップを見る。周りに何もない。強いて言うなら徒歩30分くらいのとこにセイコーマートがあるだけ。そして何よりも寒い(マジで)。9月だけど北海道を甘く見てはいけない、夏服の格好をした我々は15度の空気と1時間半も格闘しなきゃいけない。それは死ぬ、ってことで徒歩30分のセイコーマートへ。スマホから大音量で曲垂れ流して歌いつつ何とかたどり着く。暖かい......
腹も減ってきたので、食料を補給。イートインスペースが運の悪いことになかったので、仕方なく近くのバス停の待合室に避難。もう既に真っ暗です。
ってな感じで若干地獄を体験しましたが、何とか無事に終バスに乗れて釧路駅に帰還。贅沢にジンギスカンを頂いて(でも1人2000円しなかった気がする)、根室勢より先にホテル到着。22時前くらいに帰ってきたけど、どうやら納沙布岬まで行ってたみたいです。午後からよう行けたなぁ。
<6日目>
昨日塘路行くとき乗ったのと同じ列車で網走へ。道内の(略)・第4弾くらい。しかしほとんどの駅、人全然いなさそう......。知床斜里くらいからオホーツク海が見えてくる。地味にこれで3種類の海を制覇した、感じ(函館→室蘭での太平洋、小樽あたりでの日本海、そして今のオホーツク海)。
やっぱり刑務所のイメージが強い網走は、駅前の交通量がやたら多かった。片道1車線だけどトラックがバンバン走ってた覚え。駅弁を買って、乗り換え待機。
やってきました、この旅行で7回目の特急。「大雪」です。「おおゆき」ではなく「たいせつ」。あ、上の写真のやつじゃないです。これで終点の旭川まで制覇します。4時間くらい。相変わらず長いけどもう慣れた(感覚崩壊)。
▲ちょっとエモい
途中なんかおじいさんが線路脇に侵入したらしく、10分くらい止まった。何やったんやろ。
旭川でとりあえずホテル入って、天気良ければ美瑛で星空見ようって話にはなってたけど、あいにくの曇り。仕方なくラーメン食べて、旅行最後の夜は遅くまではしゃぎました。
もうちょっと続きます。