またちょっとだけリクエストやってみようかと思ったり思ってみなかったり。
あまり時間が取れないので、書くのに時間かかっちゃうと思います…
気長におまちください!
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久しぶりの不快感を感じて、休憩に入るなり急いでトイレに向かった。
うそ…
ギリギリズボンにはついてないけど。
どうしよう。
これだったんだ。今日は朝から信じられないくらい体が重かった。
寝不足だったから疲れてるのかなって思ってたけど生理が来たんだ。
2年くらい前までは当たり前に来ていたけど、あんまりごはんが食べられなくなってから全く来てなかった。
意識しだしたからか、お腹もちくちくいたんできた。
でもいそがないと。
休憩が終わったらレッスンが再開してしまう。
トイレからでると、ひかるがトイレに入ってきたところだった。
咄嗟にお腹に当てていた手を背中に回す。
「あ、夏鈴ちゃん大丈夫?」
「えっ…うん」
ひ「体調わるい?」
夏「いや…そんなことない」
私の悪い癖が出てしまった。
他人に上手く頼れなくて、どうしても強がってしまう。
ひ「夏鈴ちゃんがトイレに篭もる時は無理してる時」
夏「…え?」
ひ「これ、2期生の中での…っていうかメンバー全員の中での常識だよ。どうしたの?」
夏「えっと…」
「生理、来ちゃって…」
ひ「ほんとに?」
夏「どういうこと?」
ひ「あ、いや夏鈴ちゃんが重いのめずらしいけん」
確かに。
私は元々軽い方でこんなに重く症状が出たのは初めてな気がする。
2年前だからあんまり覚えてないけど。
ひ「夏鈴ちゃんレッスン休んどく?みんな心配してるから1回戻ろっか。」
夏「いや、大丈夫。ちょっとお腹痛いだけだから」
ひかるは心配そうな顔をしながらも私の意見を受け入れてくれた。
ひかるはいっつもめちゃくちゃ重いから、私がそんなに酷くないってわかったんだと思う。
スタジオに戻るとみんなの視線が私に集まった。
私はこういう空気がちょっと苦手。
松「夏鈴ちゃん、大丈夫?」
天「無理しないでね」
みんな暖かくてちょっと安心した。案外悪くないかも。
そんな呑気なことを考えていられたのも束の間だった。