10月15日
仕事が休みだったので、、タンスの整理をすることにした。妊婦検診は10月20日。
夏物の服をいれかえるか‼
思い立ったらやらなきゃ気はがすまない性格。
ラックに入った冬物服をかかえ夏物といれかえる。。。
おっと、、、現在妊娠中です。18週。。。
それでもおかまいなしな私。
すこしくらい重たいもの持ったって大丈夫だろ。
↑今思えば、これがダメだったにちがいない。
2~3時間の作業をえて、終了。
休憩タイム。
ん????腰がいたいなぁ。
やっぱ重たいものをもつと腰痛くなるよなぁ。。
↑やっぱり、私はのんきなバカ。
10月18日。
いつもとおりの朝。
でも、、なんだか腰がまだ痛い。
もう痛くなくなってもいいはずなのに。
午後になっても腰の痛みがひかない。
んー、、おかしいなぁ。。
夜22時、夫を迎えにいく。
夫に腰が痛いことを伝え、明日病院にいくことにした。
そしていつも通り就寝。
夜中3時、下半身の痛みで目が覚める。
腰がかなりいたい。
歩くのもやっと。。。。
トイレにいきたい。
体が勝手にりきんでくる。。。
なにこれ。。。
なんだろう。。。
とりあえずまた横になっておいたらおさまるかな。
↑多分ここで夜中でも夫を起こして異常を伝えていたらよかったかもしれなかった。
朝方6時、夫が起きてくる。
私はすでに痛みがかなりでてきて起き上がることすらできない。
時間とともに痛みがまして、、下半身がもげそうだ。
私が痛みで尋常じゃない悲鳴をあげてるのをみて夫が救急車を呼んでくれた。
7時くらいに救急車がきて、隊員の人が立てるか?歩けるか?きかれたが私は痛みでソファーから全く動けない。痛みがマックスで何もできない。夫は何が起きたのかまったくわかっておらず、オドオドしている。
私は赤ちゃんに何かあったんだと思い、痛いながらも夫に母子手帳をもってくるように声をふりしぼった。救急車にのって隊員の方がかかりつけの産院を夫にきいていた。夫はまたオドオドしてわかっていない、答えられない。
私はまたみかねて、、声をふりしぼった。
↑このときほど夫が頼りないと思ったことはない。
バックに診察券ある、○○クリニックだよ。
ようやく、産院へむけて出発。
私は痛みで過呼吸はおこすし、汗はすごいし、血圧は低下して意識をうしないそうになっていた
はやく、、はやく、、なんとかして。
体が勝手にりきんでくる。
8時産院到着。
優しい助産師さんや看護師さん。
そのまま分娩室へ。。
私は何が起きてるのかわからずに痛みだけがおそってくる。腰が痛い‼!!!!!!!!!
助けて‼!!!!!!!!!助けて‼!!!!!!!!!助けて‼!!!!!!!!!
先生が到着。
内診しますね。。。
?
?
?
?
あっ、、、赤ちゃんでてきそうだね。。
はっ????
なんだそれ‼!!!!!!!!!
よくわからないことがおきている。。
先生が夫を呼んだ。
先生が私たちに残酷な命の選択をせまる。
今、赤ちゃんは生きています
ただ、もう陣痛が始まっています
この週数で陣痛ははじまることはないんですが何らかの原因だとは思いますが今はわかりません。陣痛をとめることは難しいです。
そしてこのまま、産まれてきても助かることはできません。
どうしますか??
はっ?どうしますか???
私たちにどうしろと。。だって陣痛もとめられないんでしょ?このまま産むしかないじゃん。それしかないじゃん。
夫はうまく事を理解できてない様子。
言葉がでてこない夫。
でも私は全て理解した。どっちにしても助からない‼
私の体力も限界で考えてられなかった。
先生、、このまま産みます。
お願いします。
そういったあと、、痛みマックス、力みが最大になり、、
何か、でてくる、、なんかでてきます‼必死に声をふりしぼった。
先生が、、赤ちゃん産まれるよ。。。
私の体から小さい命がでてきた。
そして赤ちゃんを失った瞬間だった。
そのあといろんな処置をした。胎盤出すための処置がいたかった。
そしてあんなに痛かったのに、、痛みがどんどんひいていった。。
時刻は9時頃。
なぜか冷静な私。
私は夫に自分の会社に電話して休むと伝えてほしいと頼んだ。
こんなときでも仕事のことを考えなきゃいけないなんて、、ばかな私。。。
そして妊婦生活も終わった。
全ておわった。
赤ちゃんもいなくなった。
-つづく-