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星取り

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さて、哀れな少女は結局告白することができなかったわけですが、Aさんはいったい何処にいたのでしょうか…。

これは県大会から一週間以上もたったある日、少女と一緒にAさんの応援をしていたW氏から聞いた話です。

なんとAさんは、雨天走路でダウンをしていたのです!!

そりゃぁいくら競技場の周りを探してたって、いるわけありません。Aさんはつまり、“競技場の中”にいたわけですから…。

でも少女は念のため、一度中に入ってAさんを探してみたりもしましたよ。しかしあまり奥に行かなかったばっかりに、Aさんを見つけることは出来なかったのです…。






教訓




























ダウンの場所は、ちゃんと聞いておこう………………。















END
少女はメイントラックを出てサブトラの方へ向かいました。

しかし、Aさんの姿は見当たりませんでした。

それでも少女はメイントラックとサブトラを行ったり来たりしていましたが、結局Aさんを見つけることはできませんでした。

仕方なく、少女はみんなのいる所へ戻りました。

当然ながらみんなは期待の目…。

「いなかったよ…」
と少女。

「え?どーゆーこと??」
とみんな。


「誰か一緒に来てよ。見つからないよ」
少女は言いました。

そうして、今度はみんなでサブトラに行くことになりました。

しかしどこにもAさんの姿は見当たりませんでした。











仕方なく少女は家に帰りましたとさ…。



哀れな少女。

なんてかわいそうな少女。
決心したとゆうのに…。





でも、この少女の本当の“哀れさ”は…………………





















自分のバカさに気付かなかったとゆーこと。





ほんとに、バカだね。




哀れな少女の正体は、ただの“イタい人”でした。







THE END
告白を決意した少女の計画は、このようなものでした。

―Aさんの県大会の応援に行き、Aさんが走り終わってダウンの時を狙う―



Aさんはおそらく北信越にもいくだろうと想定していた少女は、
『お疲れさまっ。北信越おめでとう!!
それで、ちょっと話があるんだけどいいかなぁ?』
なーんて流れになることを考えていました。



そしてAさんは無事県大会を突破し、北信越出場を決めました。



その後少女は、Aさんがダウンに行くであろうタイミングを見計らい、一緒にAさんの応援をしていた他の部員に背中を押されつつAさんの元へ向かったのでした。




―さて、少女の運命は?―