さて、今日はちょっとトレンドな空き家について行って見ようかと思います。


けど、皆さん空き家が増えてるよっていうのは身にしみてさらに情報として得ていると思うので割愛。

今回は趣向を変えてちょっと空き家で面白い取り組みをしている事例見つけたんでピックアップしてみます。

ハローrenovation

と言う、空き家オーナーと事業者さんをマッチングし、その事業に対してお金を集めるという、空き家に特化したクラウドファンディングの運営会社です。


これの面白いところは
事業が先でいいと言うところ。

通常空き家を探してそこで事業ができませんか?と言う一方通行だった所が双方向でやり取りができ、さらにスタートアップ資金を得ると言うことができる所だと思います。


まだ、できて半年ですが何件か目標金額を達成して動き出しているプロジェクトが存在しているので、これから空き家を探したり事業を行おうと考えている方は要チョックのサイトかと思います。

僕自身も空き家のこれからのあり方は
片一方からのアプローチではダメだと思うんですよね。

今まで不動産を持っていれば、そこに誰かが入ってお金になる時代でしたけど、これからはどんどん人口は減りますし、どんどん仕事を失う人が増えていく。

そうなってくると、ただ不動産を持っているだけではダメで、何か面白い案ややりたいと言っている人に対して、オーナーとして提供していくという事も必要なんじゃ無いかと思うんです。

いわば価値の再インストールだと考えています。
空き家はただ、現代のニーズに取り残されてしまっているから無価値になっているだけで何かしらの価値をインストールし直してあげれば、価値が出てくると思っています。

そして、その価値は僕は「表現の場」だと思っています。

何かをやりたい
やってみたいと言っている人に対して
売るのでは無く、貸す。

そして、そこでリターンが得られた時にお金をもらう。

そうすれば今まで無価値だったのにもかかわらず価値が出てきてお金にまでなります。

マネタイズを後ろにもってくるんです。先に持ってきてしまうから、やれ家賃だ、賃料だなんてものが出てくるんです。
価値が無いものにお金を払う人はいません。だってそうでしょう?
ディズニーランドはあのホスピタリティがおるから7000円近くの料金を払ってみんな行列に1時間以上並ぶんです

でも、もしディズニーでキャストさん達がすごくつまんなそーに仕事をしてたら行きますか?僕は絶対に行かないしお金なんて払いたく無い。

空き家ってそういうものなのにもかかわらず何故不動産だからお金が入るって言う幻想を抱いて賃料を取るのかが僕には全く理解出来ないんです。


だったら、無料で提供しましょう。
で、価値を付加出来そうな人を探してその人に対して貸して、うまく行ったらお金をもらう。
もともとマイナスだったんです。今更気にせずどーんと構えて待ってましょう。

そしたら、その浮いたお金の分その人たちは頑張るし、返してくれると思います。

性善説ですけどそうだと思うんです。ビジネスでは無くてもっと深い部分でコミュニケーションを取り考えて行かないとダメなんじゃ無いかと思います。

マネタイズの後方化についてはキンコン西野さんの革命のファンファーレが読みやすいかな?と思います。
さて、今回はここまでで。。。