今日は退院後のことを振り返る…

 

イマドキ出産時に夫が仕事を休んでくれるのは当たり前でしょうか。

でも家庭によって違いますよね。

夫は仕事で退院と共にワンオペ開始のお母さんもいるだろうし、それを見越して里帰り出産の人も…

夫が育休をしっかりとってくれて2人でみたり、そのつもりだったのにお母さんだけ入院継続になっちゃう人もいたり…

お産も子育ても十人十色、どんな形であれ子どもはたくましく育つのだから本当強いですね。

 

うちは夫が育休とってくれて2人体制で…と思いきや、母親がうちに泊まりこみで来てくれたんです。

「大人3人」対「ベビ」、恵まれているんですが…いや、これはこれでやることなくて暇でした(笑)

べびの世話も新生児ってそんな手がかからないじゃないです?ほとんど寝ているし。

 

とはいえ、放っておくと基本的に動く私のことだから、心配してきてくれたお母さん。

やることそんなにない代わりに、ごはんは3食作ってくれて、栄養価はバッチリ。産後1週間、バランスよい食事をとれました。

混合のつもりだったとはいえ、母乳だけでなくて私の回復にも良かったんだろうな。

実際母が帰った後、食生活は荒れましたんで(笑)

 

当時は「これなら来てもらわなくても大丈夫だったな、まあでもご飯美味しいな」くらいだったのですが、

今思うと感謝しかないです。もっと実家に息子連れて帰ろうっと。

 

何も触れられていない夫(笑)、また今度夫のことも書きます。

今日は夫のご飯の話。

 

息子が4-6ヵ月の間、私は職場復帰し、夫が育休を取得して一人子育てを頑張ってくれていました。

無理しなくていいよって何度も話していたけど、普段私がこなしているような家事・育児をなんとか踏襲しようと頑張ってくれた夫。毎日感謝しか出てこなかったなあ。

 

検索したレシピを忠実に再現するから、私より丁寧なんだよね。そう、だから私のよりおいしいんです(笑)

 

そんなある日の夕飯。

 

●献立●

鯵の干物

ピリ辛こんにゃく

もやしナムル

舞茸さつま揚げ焼き

レバーの醤油焼き

里芋の煮物

小松菜とタマネギのお味噌汁

 

 

最近買ったおひつのご飯も美味しくて、満足でした~

ありがとう夫よ。明日も頑張れる。

 

 

徒然なるままに

 

前回の流産した子の手術を受けたのと同じ病院で、第一子を出産しました。

イマドキ、出産に際してそれぞれのこだわりを大事にするお母さんも多いんだとか…

私は何のこだわりもなく、普通に奇跡的に順調な安産でした。

 

そう、当たり前だけど奇跡的なお産。

流産してから不安を感じなかった日はない十月十日。

初産で7時間、胎児心拍が揺れることなく、夫も立ち会えた。

これがいかに幸せなことか、ヘトヘトになりながらも重々承知していたつもりです。

 

不安と幸せと感謝と期待が入り混じって、ホルモンバランスもめちゃくちゃで涙腺だばだばで…

そんな中出された、産院のそれはそれは豪華な食事が私には辛かったって話。

 

一人で食べるのよ。豪華なコースを。

 

「赤ちゃんを新生児室に預けて、ゆっくり召し上がれます」

そうパンフレットに書いてあったのを、妊娠中の私は楽しみにしていたはずだったのに…

 

分かってます、ぜいたくな話をしていると。

だからここに書いてます。

 

まだホヤホヤしている新生児の息子。

入院中、忙しいだろうに仕事後に毎日病院に来てくれて、おやつを買ってきてくれた夫。

1日がかりで来てくれて、初孫に会えて泣いて喜んでいた父母。

 

私はまだ何も頑張っていないのに、なんでこんな豪華な食事を一人食べているんだろう。

夫と食べたかったな、父母にもごちそうしたかったな、息子どうしてるかな。

美味しいんだから楽しめばいいものを、産後の母ってずいぶん面倒な生き物になってしまったようでした(笑)

 

今思うと、あれも混みでの入院費用としたら安かったなとか思う←

でもなんかつらかったんだもん。

 

 

先日長男が生まれて、今ようやく4ヶ月。

でも、まず書かなければいけないのは、流産した「べびたん」の話。

 

初産の10%におこる初期の流産。

この確率ってことはものすごくたくさんの人が経験しているはずなのに、

私は全然知らなかった。

 

結婚して1年、結婚式からまだ4ヶ月の頃。

妊活スタートして間もなく妊娠した。

 

気付くのも病院に行くのも早かったから、初診時に6wで胎児心拍を確認できず。

それでも産婦人科では初診時から、生まれる頃までを想定したパンフレットや案内を渡された。

 

私も医師だからわかっていた。まだ喜ぶのは早い。

でも受け取ったパンフレットに目を通して、嬉しくならずにはいられなかった。

お腹にいるうちは「べびたん」って呼ぼう、そんな話を夫とした。

 

祈るようにして過ごしたけど、8w、9wは本当にのろのろと過ぎて、

結局、胎児心拍が開始することはなかった。

 

分かっていたさ、夫にも分かっている風に「まだ分かんないからね」とか言ってた。

でも、10wの超音波検査で確認できなかった時、涙が止まらなかった。

不思議だね…、日々人の命と向き合っているのに、リスクは知っていたのに、

涙がいっぱいで看護師さんに掻把術の案内受けながら顔をあげられなかった。

 

「誰も悪くない、確率的に起こること、身体へのダメージだって大きくない。

まだ遅くない、妊活だってそんなに頑張ってたわけじゃない。」

 

そんなこと関係ないんだ、本当に悲しいんだよ。べびたんにごめんねって泣きながら謝ってた。

経験した人には必ずわかる、そして共感したいこの気持ち。

今、息子が育っていくのをみながらも、あの悲しかった気持ちはしっかり思い出せる。

無理に思い出す必要はないけど、これから同じ思いをするかもしれない女性みんなに優しい世の中であってほしい。