ブログ記事一覧|耽美な夢に堕ちれば。 -17ページ目
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耽美な夢に堕ちれば。
零れおちる言葉を紡いで。
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斑模様の海の底、透明な汐彩に撫でられて。
脳に住み着く君の言葉がリフレイン。
唄声に僕の体温のせて、白い呼気。
縫い合わせた傷口から漏れ出す嗚咽が凝固したなら。
引き千切れた筋組織が戻る前に涙が染み込んで。
この声だけは伝わるのなら、闇夜に閉ざされても。
醒めない夢、消えない現実、本物の宝箱に閉じ込めて。
堕ちた鍵、隙間へ隠されては。
廃れた憂いを濡れた肩に、焦がれた夜空が引き咲いて。
声が涙がどこかで昇華、吐き出すことすら儘ならない。
君の香りで夢に堕ちれば、静かな世界には。
指を閉じる、星の砂、爪の隙間、血が滲んでも。
墜落した記憶、焼け落ちた君、空白だらけの心臓。
微笑んだ闇色の空には、届かない穴が穿たれて。
嘘つき遠吠え、滲めば鈍色、割れた心音。
解き放った、籠の中の楽園は。
繋がった心音、頸動脈の嘆きに似ていて。
抱きとめた、離すまいと、失った腕で。
壊した傷跡、舐めてみても戻らない。
心音が正しく鳴くので、僕は静かに息を止めて。
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