テソン☆ORICON STYLE | ☆DAESUNG☆テソンLOVE☆ ~RYOKUの独り言~BIGBANG

☆DAESUNG☆テソンLOVE☆ ~RYOKUの独り言~BIGBANG

BIG BANG テソンの事がメインの自己満足日記です(^◇^;)

前作のカバーアルバム以上に、プレッシャーや不安がありました

――D-LITE さんにとって初のシングルは、不朽の名曲である尾崎豊さんの「I LOVE YOU」ですね。【D-LITE】 「I LOVE YOU」は、日本でも韓国でも有名な曲で、すでにたくさんの方がカバーしているので、前回以上にプレッシャーやカバーするときの心配や不安がありました。でも、今回もアルバムのときにお世話になった亀田誠治さんがプロデュースしてくださいましたし、世界的ヴァイオリニストの葉加瀬太郎さんが参加してくださったので、僕自身、楽しみながらレコーディングすることができました。前回はアルバムだったけど、今回はシングル、1曲で僕のメッセージや考えを表現しなくちゃいけなかったから、そこが一番大変でした。

――しかも、この曲に対してとても深い想いを抱いている人が多いですからね。【D-LITE】 みなさんが大事にしている曲だからこそ、僕も真剣な想いを込めてレコーディングしました。 

――レコーディングはいつしたんですか?【D-LITE】 ソロツアーの間で、6月初頭にしました。

――アルバムのときも、BIGBANGのワールドツアーの合間でのレコーディングで切り替えが大変だったと言われてましたが、今回はいかがでしたか?【D-LITE】 大丈夫でした!今回は1曲だけでしたから~。大変さは、全く違います(笑)。

――今回は切な温かいD-LITEさんの歌声が印象的ですね。【D-LITE】 今回は環境もよかったですし、葉加瀬さんのヴァイオリンがとにかく素晴らしいです!葉加瀬さんのヴァイオリンを聴いて、すごく感動しました。その気持ちでレコーディングに臨めたので、僕自身、きっと今まで一番短いレコーディングになったと思います。しかも、葉加瀬さんは、とても優しくて、面白い方で、人柄も素晴らしくて、一緒にいて時間があっという間に過ぎました。

――歌詞のなかで、お気に入りのフレーズはありますか?【D-LITE】 「歌うたいのバラッド」のときは、<あ~歌うことは 難しいことじゃない>というフレーズが本当に気に入って、そこから僕のなかでイメージを作り上げていったんですけど、今回はどれか1つというのではなく、すべての言葉が美しくて、キレイで。世界から試されても2人だけの愛を貫くという強い意志を強調して歌いました。

――そして、今回のミュージックビデオ(MV)がかなり話題作となっていますが。【D-LITE】 (急にテンション下がって)あっ……はい……(笑)。

――いろいろお話を聞きたい箇所がありますが。【D-LITE】 短めにお願いします(笑)。

――最初からD-LITEさんの表情、演技にファンの人はドキドキ、キュンキュンだと思うのですが、途中でまさか!?えっ!?と、一瞬ハッと硬直状態になるシーンがありますよね。【D-LITE】 あ~ありましたっけ?(とぼける)。

――では、そこは後程伺うとして、MVの撮影はいつ、どこでしたんですか?【D-LITE】 レコーディングの次の日に韓国に帰って、2日間丸々撮影して、またすぐ日本に帰ってツアーをやりました。いろんな場所で撮影したんですけど、事務所から車で10分くらいのところで、トンネルはちょっと遠いウィジョンブという場所です。

――冒頭で、雨が降るなか、トンネルで歌うD-LITEさんの表情がまた切なくて。【D-LITE】 あっ、でも、あの雨は偽物です(笑)。しかも、夜中の撮影だったので、ちょっと眠かったので、それでいい表情が出ているんだと思います(笑)。

――そして、病気を患いベットで寝ている彼女の髪の毛を優しく掻き上げ、布団をかけてあげるD-LITEさんも印象的でしたが。あと……。【D-LITE】 あの~1つひとつ言っていくんですか?もう、恥ずかしすぎます……。

――すみません。今回はストーリー仕立てのMVで、D-LITEさんは演技をされていますよね。【D-LITE】 あ~演技……僕は全然ダメです。

――いやいや、とても上手でしたよ。【D-LITE】 演技は久々だったので、本当に大変で。共演した韓国の女優さんがずっと緊張していた僕を優しく引っ張っていってくれたので、助かりました。

――あと、ショーウインドウのガラスを消火器を飛ばして割るシーンは、柔らかいD-LITEさんから強さや男気を感じました。【D-LITE】 はい、そうです(笑)。本物の消火器だったので、結構重かったんです。でも、ガラスの関係で、2回しかできる機会がなかったので、失敗したら、このシーンは使えなくなってしまう、絶対成功させなくちゃいけない!って思って頑張りました。

――このシーンが入っているということは、【D-LITE】 2回とも成功しました!

MV撮影で一番印象に残っているのはキスシーン……

――本当にさまざまな表情のD-LITEさんを見ることができるうえに、D-LITEさんをより身近に感じられると思いますが。D-LITEさんが一番印象に残っているシーンをあげるとしたら?【D-LITE】 やっぱり(開き直って)キスシーン……じゃないですか!いっぱい準備しましたから(笑)。

――期待通りのお答えありがとうございます!キスシーンのためにどんな準備をしたですか?【D-LITE】 前の日から5分ごとに歯磨きをして、準備しました(笑)。

――念入りな準備をしたうえで臨んだと。で、本番はいかがでしたか?NGとかは大丈夫でしたか?【D-LITE】 NGもなく、30分ぐらいで終わってしまって……。

――凄い、優秀ですね!【D-LITE】 本当はもっと長くやりたかったんですけど……はぁ~ガッカリしました(笑)。

――そんなこと言ったらファンの人がガッカリしちゃいますよ。【D-LITE】 冗談です(笑)。

――緊張はしなかったんですか?【D-LITE】 もちろん緊張はしましたけど、それよりもこの2日間ですべての撮影を終わらせなくちゃいけないというプレッシャーのほうが大きくて。早く、上手く終わらせなくちゃっていう想いがいっぱいで。

――そうだったんですね。MVでは、彼女が重い病を患っていることを知って、「I LOVE YOU」を作ったり、彼女には何も言わずに、彼女のためにいろんなこと、思い出作りをしてあげていましたが。実際、D-LITEさんが同じような環境に置かれたら、どうすると思いますか?【D-LITE】 まず病院に……一番有名なお医者さんがいる病院に彼女を連れて行きます(笑)。MVでは、僕が知らないと思って、一生懸命私は元気だよって見せているじゃないですか?でも、どんどん病状が悪化して、その結果、悲しい別れが2人に訪れてしまう。でも、そんなの辛すぎて、僕は耐えきれないから、彼女の病気が快復するようにできる限りのことをします。だから、MVの僕とは違います。

――さっきも話にでましたが、彼女がショーウインドウに飾ってあるウエディングドレスを羨ましそうに見ている姿を見て、衝動的にガラスを割ったり……危険を冒してでも彼女が望むことなら、実際にできると思いますか?【D-LITE】 危険を冒してまでは絶対にしませんが、彼女に直接何をしてほしいのか聞いて、その願いをできる範囲で叶えてあげます。MVではお金がないから買うことができなくて、仕方なくあんなことをしているけど、実際にあんなこと、もちろんしませんし、ちゃんとお金を出して僕は正々堂々とプレゼントします。

――もし、お金がなかったら?【D-LITE】 僕なりに精一杯心を込めた何かを彼女に送ります。一番大事なのは、物や形ではなく、気持ちだと思うので。逆に物や形にこだわるような人とは僕は付き合わないと思います。

――また切ない楽曲のあとには、ボーナストラックとして、『D-LITE D'scover Tour 2013 in Japan ~DLive~』で披露された「WINGS」、「ウソボンダ(TRY SMILING)」、「テバキヤ(A BIG HIT!)~ナルバキスン(LOOK AT ME,GWISUN)」といったオリジナルソングが収録されていますね。「I LOVE YOU」が静、暗としたら、こちらは完全に動、明るいD-LITEサウンドで。【D-LITE】 「ウソボンダ(TRY SMILING)」は、僕の韓国でのデビュー曲なんですが、韓国語なので意味を理解することは難しいかなと思って。僕の昔の写真をライブではみなさんに見てもらったら、曲の雰囲気が伝わるかな~と思って、自ら選んだ写真を映像で流したんですが、初日の神戸から最終日までずっと後悔でした(苦笑)。

――気づいたら、半年が過ぎましたが。【D-LITE】 本当にあっという間でしたね。この半年間で経験したことを、今度はBIGBANGで活かせたらいいなと思っています。僕だけでなく、それぞれのメンバーがソロ活動を通じて成長しているので、この秋からのドームツアーでその成果を日本のBIGBANGのファンの人たちにお見せしたいと思います。

――海外アーティスト史上初の6大ドームツアーですよ!【D-LITE】 いや~たまたま僕は運がいいだけです(笑)。

――いやいや。運だけじゃ、ここまでこれないですよ。【D-LITE】 これからも一生懸命努力して、みなさんにいい歌、最高のパフォーマンスをお見せできるように頑張ります!ツアーに来てくださったみなさんありがとうごさいました!そして、「I LOVE YOU」もたくさん聴いて、応援してください~!

(文:星野彩乃/撮り下ろし写真:草刈雅之)