2020年ももう終わり…

振り返れば、吃音に悩まされた一年でした。






2019年の後半〜2020年2月
なんでこんなに吃るんだろう…
吃音もあるし、
そもそも人間として中身もダメじゃん
と思っていた。ほんとに辛かった。
体験談や本を読んだり、
吃音である自分を認めたくなくて、
吃音に関する話題や物事は全て避けてきた。
この本を読んで、
前向きになることはできなかったけど、
こんな人もいるんだ、
と吃音に向き合うきっかけになった。

それから、
吃音を受け入れる、ではなく
受け止めようって思えるようになった。
(もちろん波次第で思えない時もあるけど)

国家試験に受かっても、
4月から命を預かる以前に吃音が酷すぎて
仕事になるか、やっていけるのかと不安だった。

人間として普通にできる
話すこと
自体がままならない自分がほんとに嫌だったな。

学校の先生に相談したかったけど
どうしてもできなかった。
でも話してもいいかなって思える先生には
出会えた。
伝えたくて卒業前に手紙を書いたけど
直前で勇気がなくて渡せなかった。
(でもいまでも憧れの先生。
人間として素敵な考えを持った先生だったから、
いつかどんなにダメな自分でも
こんな人になれるかなって、願ったよね)

2020年4月〜

入職してやっぱり吃音の壁にぶち当たった。
過去のアメブロやTwitterの投稿を
見返していただくとわかると思うが、
もう救いようがないほど吃った。
また一番吃音の波が悪い時みたいな
ネガティブな考え方になったな。
でも波がいい時もあった。
それは少し仕事にも慣れてきて
緊張もほぐれてきた時。

看護師の世界は
やっぱり粗悪な中身の先輩もいるから、
いまだにそういう時は
予期不安でいっぱいになっちゃって吃るし、
電話対応もまだまだ下手。
でも電話をかけたり、
先輩に自分から相談しに行ったり、
少しずつ、少しずつ、
吃音の自分を受け入れることができたと思う。
(でもまあ、ほんと波がある)

2020年7月〜

これは吃音でも恋愛のことでもないけど、
職場以外の人間関係が変わった。
どんなふうに変わったかは伏せるけど、
少なくとも何か乗り越えたような
そんな気持ちがある。

2020年今

職場の意地悪な先輩なのぞいて、
今まで生きてきて本当に
周りの人間には恵まれたと思う。

だから、
誰かに感謝を伝えたり、幸せを分けたり、
そういう人のためになることを
何かしていきたいと思う。
吃音もやだし、仕事自体もやだし、
明日仕事行きたくないなって毎日思うけど、
目の前のことやりながら
自分らしく生きるよ。

このブログもたまに見返して、
辛い気持ちになったり、
あの時はよかったなって思ったり、
そんなふうに色々な感情を抱きながら、
これからも生きていきます。

毎日ハッピーなことばかりじゃないし、
インスタで見るようなキラキラした看護師
ではないけど、
人間味があって自分らしく生きたい。






ここまでめちゃくちゃな文章だけど、
フレッシュな今の思いを載せたかったから、
いつもみたいに一回書いて
あーだこうだ直したりしない。
とりあえず
今年一年よく頑張ったし、
これからも社会で1人の人として生きていく。

だから、この世の中のみんな
思いやりを深く持って、
いろんな人がいていいんだっていう思いで、
生きていけるといいな。






そんなふうに思った年末でした。
年明けから日勤頑張ります。

来年も健やかなる一年になりますように。