ミツ遮光カーテン -2ページ目

パッチワークしたみたいなモルモット


ミツのお店は
事務所で待機をする
古いけれど快適な待機場

でも
ミツは待機時間の殆どを
オーナー件店長の
トモさんの車内で過ごしている

トモさんは
ミツが女の子と待機場に居ても
「仕事が入ったよ」と偽って
車に呼んでくれたりする

トモさんと一緒にいると
私用や食事
カラオケ、ショッピング
先日は
遥々と星を見に連れて行ってくれたり

トモさんの生い立ちや
お店のストレスも聞かせてくれる

トモさんにとって
ミツは沢山居る女の子の1人でしかなく
たまたま隣に乗せていると退屈では無いから
そうしているのかもしれない

それでも
ミツはトモさんが大好き

メッシュの入ったフワフワの髪
色の薄い眼
格好良くてお洒落

お店を大切にしていて
皆に優しく
少しお人好し
傷付き易く
でも向上心が高くて

ミツは尊敬してしまう

蝋燭かコレ


ミツとmaは
月に1度あるイベントの際に
毎回一緒でしていた事があるのだけど
maはもうしたく無くなってしまったと言う

maは可愛くて一緒に出来る事がとても楽しかったから
残念だと思ったけど
maがそう思った事だもの
ミツは仕方がないと諦める

それから
他の事にハマってしまったそうで
次のイベントからはソレをしたいらしい
ソノ趣味で盛り上がれる友人もいる様子

ミツは
maが好きなものに興味を持ってしまう
maの趣味が良いから

でも
ミツもソレを知りたいと言うと
あまりノリ気では無い様子

「ミツの好みでは無いと思うよ」
「人に真似っこされたくないんだ」
と言う

ミツはmaの事が好きだから
知りたいのであって
不快な気分にさせるつもり等無いのに

何も自分に合わせてくれる必要は無いよと
気を遣ってくれているのかな?

ミツの新しい趣味を紹介したが
丁重に断られてしまう

maはミツに
自分のペースが乱されるのを嫌うような気がする

そう言えば
maがミツに影響されることは無い

今日は
maをミツの用事にすっかり付き合わせてしまったけど
ミツはmaの
趣味が変わってしまった点に戸惑い
気遣って接する事が出来ない

naoの近況を気にするma
ミツがmixiをしていないmaに
naoのブログを読ませた所

「ミツに会うとnaoの事が嫌いになってしまう」
の一言


ミツはmaに意地悪をして泣かせたnaoが嫌いだよ

でもmaは嫌いでは無い?

ミツ自己嫌悪

maに嫌われたく無い

でもミツは
今までのmaが居るから
自分らしくいれるのに

変わってしまうmaに近づこうとしても
そうさせまいとされている気がするし

maは
とても気を遣う
優しくて可愛い仔

だけど
気持ちが変わり易い

そのmaに着いてゆきたいミツは駄目なんだろうか

重た過ぎる?
嫌われてしまったの?

心を許せる数少ない友人
特に好き

色落ちブラウン管


先日
アボカドというものを生まれて初めて食べたのだけど
とても美味しくてビックリ

そして
数年前に読んだ小説で
アボカドバーガーを絶賛していた事を思い出し
食べてみたくて仕方がない

ミツが住んでいる近辺で
アボカドバーガーを置いている店はなく
少し遠出しなくてはいけないけど

どうしても惹かれるので
ミツは夕方に出発します