昨日は久々に映画を観た🎵

岡田准一主演の「ヘルドッグス」

子供がどうしてもプリキュアの映画が観たいと言うことで、妻が子供とプリキュアを観る間、私はちょうど時間的都合の良いヘルドッグスを観ることにした。

原田監督の映画は初めてだが、なんとなく良い評判を聴いていたしストーリーも面白そうなので軽い気持ちで見た。

しかしそれが予想以上に面白くて、

アクションのスタイルはジョンウィック系統の87north(旧87Eleven)が得意とする実戦格闘アクションに近い感じで、岡田准一の目で追えない程のキレの良い格闘アクションに鳥肌立ちっぱなし🐔

岡田准一だけじゃなく、坂口健太郎はサイコボーイとしての立ち振舞いだけでなく確かな格闘アクションに裏打ちされた凶暴性でこれぞ「狂犬」といえるような人物像を見事に具現化してみせていたし、

会長役のMIYAVIは、当然の様にアクションのキレも然ることながら、一見合理的で非道な冷血漢の様で、実際には自分自身の欲求や他者への仁義を重んじる非合理な行動をとってしまうアンビバレントで複雑な人物像を完璧に演じきっていて、これMIYAVIじゃなかったらちょっと作品全体のクオリティがぐらついてしまったんじゃないかなってくらい最高の演技で、

松岡茉優は初登場の場面では、髪色の違いとかメイクの違いもあるかもしれないがストーリー中盤まで松岡茉優だと全く気付かない程役になりきっていたし、

北村一輝も最高だった、北村一輝はもうなんていうか安定感が違う。ヤクザみたいだった、じゃなくてヤクザじゃん😰ってレベルで違和感がなくギラギラしていた。

もう個々の役者の事を語り始めるとキリがないほど、とにかく役者がみんな輝いていた。


あとは、アクションや演技以上に自分が気になったのは演出だったな。

これヤクザバイオレンスノワール映画っていうていの、バイオレンスラブコメなんじゃないかっくらいイチャついてて、

例えば、岡田准一と松岡茉優の恋仲にあからさまに嫉妬する坂口健太郎とか、

あと岡田准一を前に「好き、嫌い、好き、嫌い、」と花占い始めちゃうMIYAVIとか、

はんにゃ金田にキスしちゃう坂口健太郎とか、

もうニヤニヤが止まらないですよこっちは☺️

微笑ましい✨


他にもね、発砲音がリアルで気持ちいい、坂口健太郎が人懐っこい犬っぽくでかわいい、全体的に纏りが良くて二回観た方が楽しめる位クオリティが高い、等々、良かった点を上げたら次から次にポップコーンみたいに飛び出てくる位最高に面白かったです😷


勿論私の価値観では、なのでこれを読んで観られたかたの中には肩透かしを食う方もいらっしゃるかもしれませんが、その辺はご容赦ください💁


いやー、映画って本当にいいもんですな!

それでは、さいなら、さいなら、さいなら、