いつもいい子に振舞って
捨てられることだけはないようにと
ひっそり 叶えられることも
捨てられることもなく ただ生きる
ただ隅の暗い 狭い 寒い
ただ僕は怖い 辛い 世界
大きな夢の後ろに隠れて
汚れた身体をそこに隠して
そっと ずっと 生きると
かくして僕は生き延びてたんだ
隠れて僕は確信したんだ
ここにいることが僕に許された
ただひとつの幸せ

叶えられることのない夢を
置き去りにされたその旨を
探されることのないこの僕の
唯一の小さな愚かな汚れた醜い
幸せくらい
許してください
許された僕に許された幸せを