Magic&Love -37ページ目

Appelsinpiken

“オレンジガール”

著作:Jostein Gaarder

Magic& Love

「父は十一年まえに死んだ。ぼくがまだ四歳のときだ。
だから、その父から便りが届くなんて、思ってもみなかった・・・・・」


いきなりこんなふうなはじまり方だったから、
読みはじめる前は・・・すこしな不安もありました。
でも、読みおわったら
なんて爽快な気持ちになるんでしょうってくらいハイに。笑
きゅうに、いままでより周囲が明るくなったような☆☆☆
「生」と「死」にたいして、曖昧な気持ちだったわたしもはっきりと
“生まれてきた!”“生きてる!”“生きる!”って気持ちになりました:)

どのキャラクターも、いままでのゴルデル作品と
ちょっとちがうようで面白かったです。(さいしょ、違和感あるくらい)
主人公の少年もすこしおとなびた様子。
それは、たぶん父がありのままのじぶんを
一人前の人としてじぶんの息子に話をしたからではないでしょうか。
ハッブル望遠鏡や宇宙の話もふんだんにもりこまれていま~す♪
出会いは、偶然か?必然か?
ロマンチックでミステリアス・・・♥

切なくて暖かくて、生まれてきた命と残された人生が輝いて思える
ほんとうにほんとうにステキな本。出会えてよかったと思える1冊
わたしの宝物になりましたっ♪★


「この世には、あてなんかない。願いを叶えてくれる星もない。」
それが現実だけど、夢を見ることはできる。夢見ることは生きる力になる。

じぶんが生まれてきてよかったって思えることは、
世界中の人に生まれてきてよかったねっていえることじゃないかな。

だってこの世界に生まれてきた以上は
ジクソーパズルのピースみたいに、じぶんに関係のない人なんかいないから。

めぐりめぐってさいしょはひとつのいのちから誕生したわけだし、
そのどこかがかけても、わたしは存在しなかった。

めぐりめぐる、地球は回転し続ける。
太陽と月が、見えるこの現実。

赤ちゃんはみんな恋のキューピッドだった。
“一粒の種”はやがて、想像もできないくらい大きく広がっていく。
きっと、いまがまさに夢みてたそのとき★

4歳の少年と父の宇宙旅行の話はほんとうにステキでした。
わたしも“赤い糸”の相手とは、宇宙旅行に行くと決めました。笑
満点の星が見える山でもいいし、
展望台のある天体観測所でもいいし、
大袈裟にいうと、オーロラ観測なんか素晴らしいかな。
やっぱり・・・Cosmic Coast?


「今を楽しく生きるには、記憶も反省も必要としないのだ。」
「一生のうち何度かは、ちょっとした憧れの気持ちをもたないといけないと思うの。」
「ありそうもないことを夢見ることには、独自の名前がつけられている。それは『希望』だ。」