毎日仕事が忙しい

毎日毎日よくこんなに荷物があるものだ


私の仕事は

企業専門に小さな物から

大きな物まで配達している

配送業


小さくて軽いのがお得だけど

世の中そんなに甘くない


20キロのコピー用紙を

3階まで運ぶ日とか死ぬ


楽な日もあれば

死ぬ日もあるギャンブル仕事


今日はどうかなー

思いながら

会社の倉庫に行き

ゲッって感じの毎日


でもどんなに疲れても

配れば終わるので

終わったら

終わったーと全て忘れる


そんな毎日を送っている


ところが先日

終りまで後2件ってところで

信号待ちから発車して数m走ったら


ガガガガッ

それは物凄い音がした


えっ私?


一瞬何が起こったかわからない

私であって欲しくないので

私かもと思いながら

えっえっキョロキョロしたりして


でも私だ


夕方の帰宅ラッシュ時

車も混んでる上に

下校中学生の群れが

皆振り返り


私だと教えてくれていた


どうしよう

その音は

電動工具で鉄を削るような

工場や工事現場で聞く音だ


そのまま走っていい音ではない


とりあえず道の端に寄って

止まったけど

後ろにはバスが!


ラッシュ時に

双方渋滞している狭い道に

路駐する迷惑者になるのか私は


それもなかなか勇気がいる

おまけにバスって、、


なので

一旦止まってしまったけど

もう一度そろそろ出発してみた


ガガガッガガガッ


動くとダメな音がしてしまう


でもここにはいられない


ガガガッガガッ


もう大注目の中

ハザードたいてそろそろ

ガガガガと進み

右ウインカー上げたら


どうぞどうぞと

言わんばかりに渋滞に切れ目ができ

路地に移動する事ができた


もう汗だくだ


なんなんだ

何が起こっているんだ

爆発でもするんじゃないか


もうこれ以上は

走れません


そう思って

とりあえず会社に電話


こんな時は大抵

社長の奥さんが

代車を持ってきてくれ

荷物積み替えて

後の処理をしてくる


でもその日は

奥さんと連絡が取れず

社長に電話


すると社長

まだ残ってるの?

車動くの?

じゃあなんとか配ってきて



なんと

まさかの

冷酷な回答


薄暗くなって来ていた辺りが

一瞬にして真っ暗に思えた


それで切られそうになったので


それはちょっと

恐ろしいです

ホントにホントに

物凄い音なんです


そうして

なんとか取次

レッカーの許可を貰った



なんて

社長だ


車が壊れるとか

爆発するとかより

あの騒音を立てて走る勇気は

私には無い



しばらくして

レッカーサービスと

社長が来てくれ


故障車はレッカーで修理工場へ


私と荷物と私物は

社長の車で配達してから帰社


後日

結局故障の原因は

どこかに

ゴミが噛んだ


だそうだ


あんな音

石かな


だとしてとも

レッカーして

よかったんだよね



終わり