医者への夢は私の生きる意味であり、
唯一の
希望
だった。
希望
だった。それだけのために友達と遊ぶ事もなく、本当に必死に勉強した。
結果は、全然ダメだった。
今考えれば、なりたいなりたいという気持ちばかりが先行し、焦り、冷静な対処法を取れていなかったからかもしれない。
お金も底をつき、長年の夢が叶わないとわかったとき、人生で一番と言っていいほど塞ぎ込んだ。
人は、希望を失うとこんなにも脆いのかと思う。
社会人になってもうすぐ5年目。今の心境はあのときと少し似ている。
ずっとずっと我慢してきたものが、パンッと音を立てて崩れ落ちる。
当分ゆっかりしたいな、というのが正直な想い。締切に追われず、自分の体をもっと大切にできる世界。
そんな世界が今はほしい。