妊娠糖尿病について | ふすまダイエット!肉食ダイエット!健康ふすまパンのゼロカーボブランで健康な毎日♪~ゼロカーボブランスタッフblog

妊娠糖尿病について

 こんにちは!京都は秋の訪れを感じる心地よい陽気です
この連休中は台風に見舞われ、京都も一部地域では
避難勧告が出る程でした。
深刻な被害をうけられた皆さんのご心痛をお察しいたしますと共に
心からお見舞い申し上げます。


医者 さて、最近 妊婦さんから糖尿病についてお問合せを頂くことが
ありましたので、妊娠糖尿病について今回は書きたいと思います。


■妊娠糖尿病とはどんな病気か■
その名のとおり妊娠中に血糖値が高くなった場合を
妊娠糖尿病といいます。 原因は、妊娠時には胎盤で
血糖値を上げやすいホルモンが産生される為
妊娠中期以後にインスリンが効きにくい状態になり
血糖値が上昇しやすくなることが多いようです。
正常の妊婦さんは、膵臓からインスリンを多く分泌して
血糖値を調節しますが必要なインスリンを分泌することができない
体質の妊婦さんでは血糖値が上昇します。
 
例えば 体重が重い、両親や兄弟姉妹に糖尿病がある、
流産や早産歴がある、35歳以上の出産
…などの場合には
血糖値が上昇しやすいといわれています。
また、妊娠中に検査をして、血糖値が高いことが
初めてわかるケースもあります。
とくにインスリン抵抗性のない妊娠初期に判明した場合には
妊娠前から血糖値が高かった可能性も考えられます。



症状の表れ方■
妊娠中に血糖値が高い場合には、母体のみでなく、
胎児にもさまざまな影響が出てきます。母体では
早産、妊娠高血圧症候群、羊水過多症、尿路感染症、
胎児には巨大児、新生児の低血糖
が起きやすく、
ひどい場合は子宮内で胎児が死亡することもあります。
さらに、妊娠前から血糖値が高かった可能性の高い場合には
流産しやすく、また生まれてきた子どもが先天奇形を
合併することもあります。


■検査と診断■
検査と診断は妊娠初期から開始できます。
食前食後を問わず血糖値を測定し、ブドウ糖負荷試験を行い、
結果が異常であった時には治療を開始します。
異常がない場合には、妊娠中期に血糖値を再度測定します。
妊娠糖尿病は75gブドウ糖負荷試験の結果、
負荷前100mgdl以上、負荷後1時間180mgdl以上、
負荷後2時間150mgdl以上のうち
いずれか2点を満たした時に診断します
(詳しくは病院でお問合せ下さい)


■治療の方法■
治療は食事療法から開始します。
基本的には、甘い物(果物含)を避けること。
ただし妊娠中にはバランスのよい食事が必要なので
基本的に妊娠中の体重減量は薦められておらず、
体重増加を抑えるという方法です。

出産後には血糖値は改善することが多いのですが、
妊娠前から血糖値が高かったと考えられる妊婦さんでは、
分娩後も治療を続けられる方も多いようです。
また、妊娠中に血糖値が高くなった女性は、
将来糖尿病になりやすいともされていますので、
出産後も時々血糖値を測定し、高血糖の早期発見と治療を
心掛けるとよいでしょう。

 いかがでしょうか?簡単に書いてみましたが
もし心当たりのある方は早期の発見のために
診てもらうと安心ですね。

ゼロカーボブランで健康な毎日♪~ゼロカーボブランスタッフblog-ブログの最後 
ゼロカーボブランで健康な毎日♪~ゼロカーボブランスタッフblog-FC2he

ペタしてね