関節痛対策の一つとして
こんにちは今日は冬の関節痛 について。
この時季になると、風邪だけでなく寒さが原因で
足腰の関節が痛むという方も多いかと思います。
腰、ひざ、肩…などの関節痛は
何故冬に起こるのでしょうか?
関節痛の原因としては様々な要因がありますが、
冬の寒い時期は、まず血行不良が挙げられます。
寒さによって血行が悪くなると 周辺の筋肉まで硬直するため、
よく動かす部位には、普段以上に大きな負担がかかるからなんですね。
また、通常は骨と骨の間に軟骨があり、
これがクッションの役割を果たし痛みを感じないのですが
加齢によっても軟骨がすり減ってしまうため、
冬場に関節痛を引き起こす率が高くなるのです。
通常、軟骨は骨の表面を覆っていて、滑らかで
氷の7~8倍も滑りやすくできており、その上を滑るような形で
関節が動きます。
健康な軟骨ほど摩擦を吸収してくれるのです!
しかし年齢とともにその量は減少し、40歳で約半分、60歳では約4分の1に。
そのため、普段から軟骨の退化を防ぐグルコサミンを
積極的に摂るのも一つの方法といえるでしょう。
グルコサミンは特にカニやエビなどの甲殻類に多く含まれています
★参考に 摩擦のレベルとしては、
体重が1キロ増えると、
腰やひざにかかる負担はその3倍 だそうです
関節や軟骨に負担をかけないためには実は肥満対策も重要なのですね。
◆関節痛をやわらげるコツ
腰の対策
腰痛は、長時間のデスクワークや運動不足が原因になることが多いので
症状を改善するためには、長時間同じ姿勢をとるのを避け
1時間に1回は、軽いストレッチを行うようにしたり、
また、体が冷えると筋肉が硬直するので、冬場はカイロを貼ったり
しっかりと防寒対策を施すことが大切です。
また、入浴時にはしっかり湯船につかり、体の芯から温めるようにしましょう。
ひざの対策
ひざ痛は、重労働や体重の増加や加齢などが原因になることが多く
歩行のたびに体重の何倍もの負担がかかります。
症状を改善するためには、日頃からウォーキングなどの
負荷の少ない運動を行い、筋肉の衰えを防いでおくことが大切。
肩の対策
肩周辺の筋肉は、頭や腕を支えているために普段から負荷が大きく、
意識的に動かさないといけない場所なので、
加齢によるものが多いといえます。
症状を改善するためには、体を温めて血行を促進すること。
肩周辺の筋肉をほぐしてあげることが大切です。