向こうには二ヶ月前までは彼女がいました。

こっちにも彼氏がいました。

でもお互い何かに惹かれていた。

彼氏がDV振るうとKさんに言うと


「別れなさい」


と言ってくれました。

私は嬉しくて少しずつ気持ちが動いていました。

でも向こうには彼女がいます。

自分よりも可愛くてお店を開いていて。

全然一般人の自分とじゃ釣り合わないと思っていました。


昨日メールが来ました。

電話しよう、と。

嬉しくなって、すぐに電話したくなりました。

そして、久々に彼の声を聞きました。

二ヶ月前とは違って声が低くなっていました。

前は可愛らしい甘えた声でしたが。

今回は違いました。


「彼氏と別れたよー」

『俺も彼女と別れた』


え?と私はびっくりして聞き返しました。

それからでしょうか、サイトの掲示板でメール投稿して遊んでいました。


「この人めっちゃイケメンなんだけど!!」

『へー』

「おい、テンション下がってんぞ」

『別にー』


そして画像付きのメールを送ると彼は『おー』と携帯越しにかっこいいと言いました。

でもどこか乗り気がなくて、私はどうしたの?と聞きました。


『何かやだ・・・』

「は?」

『やきもち・・・』

「え!は!」

『・・・・俺のほうがかっこいいもん』

「K?」

『俺以外の人とメールしたらやだ』

「・・・・ぷっ」

『笑うなよー!!』


それから私はポツポツとKに喋りだした。


「うちね、好きな人いるの」

『好きなひといるんか』

「その人にはね、二ヶ月前に彼女がいたの」

『うん・・・』

「でね、初めて電話したときから少し気になってて」

『・・うん・・』

「でもその人には彼女がいて少し悲しくなった」

『・・・』

「あ、でもその人彼女と別れたらしい」

『へー・・・じゃあ次俺の番ね』

「う、うん」


そういうと今度はKがゆっくの喋りだす。


『俺の好きな人わね』

「うんうん」

『男っぽくて、でも女の子が入ってて』

「うん」

『いいなって思ってたらその子には彼氏がいたのよ』

「ほうほう」

『でもその彼氏が彼女に暴力してるとか言っててさ』

「うん」

『俺がメールで別れなってその子の事心配していくうちにさ』

「うん・・・」

『好きになっていってさ』

「うん」

『いつしかほんとに好きになってた』



そこまで言い終わると今度は自分が喋ってた。


「でもね、その人にメールとかしてもかえってこなかったよ?

『あー・・・それはきっと昼と夜の仕事をかけもちしてて大変だったから・・・』

「へー」

『あ!いやっ!聞いた話ね!!


そういって焦るKが可愛くてそーなんだ、と私は笑いながら答えた。

いつしかシーンとなっていてさっき言ったことに私は恥ずかしくなっていた。


『あのね』

「うん」

『はっきりいうけどね』

「うん?」



『俺Mが好き』



「・・・・・・・・・・・なっ!!!」

『あ、言っちゃったwきゃっw』


なっ!!なっ!!と焦る私にKはぃゃぁんっと照れていた。



東京と北海道。

遠くて、その時はお互いには彼氏彼女がいて。

絶対結ばれる事はないと思っていた。

でも結ばれて愛してると言って。

幸せと感じた。




「やべー、まじテンション上がる」

『うん』

「好きだよ」

『もっと言って』

「好き」

『もっと』

「すーき」

『もっともっと』

「大好きだっつーの」

『怒らないでー』

「怒ってねぇーょw」

『ねーねー』

「ん?」

『大好き』

「・・・・・」

『すぅーきっ』




そんな感じの朝方。

六時間はあっという間だった。

でも今度Kが北海道に来るって話。

照れくさいけど。

嬉しくなって、ちょっと恥ずかしかった。






大好きです。




以上、今日の出来事でした