先日、何気ないメールの最中に相方が言った。
『争いのある世界って心が痛いね。』
勝者はただ前に進むだけじゃなくて、敗者の気持ちを背負って行かなければならない。
そして、勝者が敗者にかけてあげられる言葉なんて存在しないのだと。
私はその時は、それは違うんじゃないかと思った。
確かに敗者は勝者より強い想いを持って戦いに挑んだかもしれないし、勝者はそんな敗者がいることを理解しなければいけない。
けど、勝者が敗者にかけてあげられる言葉は存在すると思った。
『戦ってくれてありがとう』って。
戦いあってこその勝敗。敗者あってこその勝者。
争いや戦いなんて無いのが平和で1番いいけれど、それじゃ向上心や何かに対する執念なんて生まれない。
戦う時が来たら受け入れるしかないけれど、それにもプラスの意味があるんだって、それを経験できることに感謝していけばいい。
甲子園で負けたチームが、勝ったチームに自分達の千羽鶴を託し、「私達の分まで頑張って」って、そう思える争いが理想だと思った。
そうすればきっと心が痛いなんてことはない。
って、昨日までの私はそれでいいと思っていたけれど、君のたった1つの日記で私の考えは甘かったと痛感した。
たった1つの日記だけど、昨日まで知らなかった君の想いや現実が心に突き刺さって、すごく痛かった。
普段人の悩みを聴いても、ほどよく共感して冷静に対処できるのに、こればっかりは痛くて、
君の努力や想いも知らずに理想の争いを語っていた私は、本当に情けない。
口や頭では勝者は敗者の気持ちを背負っていかなければならないって理解していたのに、心では感じることができてなかった。
痛みを知らなければ、背負うことなんてできないのに。
相方の言う通り。争いのある世界は心が痛いね。
きっと、私も君もおそらくその他の勝者も敗者も、しばらくこの痛みからは解放されない。
叶わない願いが、努力しても掴めないものがあることは辛い、悲しい、そういう時はたくさん泣こう。
だけど、そういう時があるから幸せな時もあること忘れないでください。
大丈夫、君はちゃんと愛されてるから、きっと大丈夫。
私はちゃんとこの痛みを背負います。
絶対に君が満足できる結末に辿り着けるように。
いつかこの争いも虹色の戦争だったと、笑えるように。