私が1年目に働いてたときのできごとです。
私に直属の上司がいたんですけど
その上司はけっこうできる方で。
でも、なんというか、
固定概念がすぎるというか、
考えが古いというか、
その人のすべてを肯定的に受け止めることが
できないこともありました。
それは差別的な発言
~1つ目の肯定できない発言~
前提として
私の職場に異動して1年目の女の先生がいました。
その先生は前の学校にいるときに
同じ学校の先生と結婚をして異動してきました。
その先生がポツリポツリと休むようになって
周りも心配してたんですけど、
12月に校長先生からその先生が
妊娠しているということを
職員会議の時に全職員に伝えていました。
そのときに私の上司が言った発言…
「普通は異動して一年目に妊娠してはいけないのにね」
それを聞いた新米の私は
えっ!?そうなの!?それどこの常識!?
不妊治療をした私だから今言えますが
そんな時期を決められる妊娠なんて
ないですから!!
授かりものですから!!
それを聞いて、
ああ、この人は妊娠することを
したいときにできる人だったんだ
と思いました
ま☆じ☆で
計画的に妊娠できるひと、羨ましいっす
私は不妊治療をしていたとき、
「なんで私が?」とは思いませんでした
結婚する前から妊娠できるかの不安ってあったし
不妊治療開始したときも
「やれることを頑張ろう!!」
と人工授精までは前向きでした
でも体外受精までステップアップしたときに
人工授精までとは違う料金の莫大さに
お金好きな私にとっては
経済面での不安がすごかったです
「どうして皆がお金かけないことに
何十万もお金を払っているのだろう」
と「なんで私が?」というよりかは
みんながお金をかけなくてあっさりできることが
自分は何十万も払わないとできない
という劣等感がありました…
だからこそ、
妊娠できるのは当然ではない
妊娠できるのは奇跡であると。
不妊治療を経験した人なら
そう思っていることと思いますが
あっさり妊娠できちゃって出産もなんの問題もなくできちゃった人とは、もはや考え方が違いますね。
~2つ目の肯定できない発言~
前提として
定年間近の男の体育の先生が
問題児と話をしていたときです。
問題児の子が「うっせーんだよ、離れろよ」
と言ってもその体育の先生は
離れずに見捨てずに
問題児と関わろうとしていました。
私としては、生徒思いの熱い先生だな、と
思っていたんですが
その一部始終を見ていた直属の上司が
「あの先生、自分の子供いないから生徒との接し方がダメなんだよね」
それを聞いた新米の私は
自分の子どもいないことが
生徒との関わりに関係あるの!?
その先生の家庭の事情なんて
まったく知らないのに、
なんだかイライラしました…
その先生だって子どもを望んでたのに
できなくて苦しんでいたのかもしれないのに、
自分の子供がいないというだけで
生徒の関わり方がダメって周りから
決めつけられているなんてすごく悲しい…
私は聞き流すことしかできませんでしたが、
10年経っても鮮明に情景まで思い出される
不快発言です
私も30代なので中堅教員です!
私の県は新採用から6年経つと中堅研修があり、
28歳でも中堅です
これから若い人たちとたくさん出会うと思いますが、不快発言につながらないよう気を付けたいと思います