先日、宮崎県で起きた地震の後

【巨大地震注意の臨時情報】が発令されて

いよいよ南海トラフが来るんじゃないかと

1週間ずっとソワソワしていた。

もし来てしまったら

私が住む地域も震度6の地震が来る予想になっているからだ。

臨時情報が出されてから1週間は

外出する際にも車内に色々荷物を置いて出かけたりした。

家にいるときも、《もしかしたら、この後地震が来るかもしれないから、早めにお風呂入っておこう》と思ったりして、普段ならばマイペースにすることでも、この1週間は急かされて過ごしていた。

だから、体も心も落ちつかず、休まらなかった。

そんな中で、臨時情報が出される前には

学生時代の友達が亡くなってしまうという

辛い出来事もあった。

こんなふうに、身近で色々な辛いこと

大変なことが次々と起きてしまうと

一日一日が終わる夜には

【今日も一日を無事に何事もなく終えられた幸せ】を有り難く感じることができる。

また、眠りについて翌朝目が覚めたときにも

【今日もまた新しい一日を始められること】の喜びと有り難さを感じられるんだ・・。

自分自身が、そして自分の大切な人たちが

事件や事故もなく無事に一日を生きていてくれて

明日も生きているということ。

それが、当たり前なんかではないということ。

とても奇跡であり、幸せだということ。

これを、本当に身に染みて感じます。

《【ありがとう】の反対語は？》と聴かれたら、皆さんは、どう答えますか・・？

これは、1年ほど前に、目にとまった記事なのだけど、ありがとうの反対語は、【当たり前】だという記事を読み、ハッとさせられました。

これは、マザーテレサの言葉らしいです。

⇩もし良ければ、お読みください。

https://hibari-els.ed.jp/wp/school/2016/10/31/%E3%81%82%E3%82%8A%E3%81%8C%E3%81%A8%E3%81%86/

ありがとう | 学校法人雲雀丘学園雲雀丘学園小学校学校法人雲雀丘学園雲雀丘学園小学校（ひばりがおかがくえんしょうがっこう）の公式サイト

hibari-els.ed.jp

私は、この記事を読んだあと

とても胸が熱くなり、ポロポロと涙が溢れました。

本当に、その通りだなぁ・・ってね。

だからこそ、私自身がいつも大切にしている【小さな幸せに気付ける心のゆとりを持つこと。そして、それに感謝をすること】を、改めて胸に刻みながら過ごしていきたいと思いました。

✻ ✻ ✻ ✻ ✻

今まで家族と親友、職場の人にしか言えなかった

目には見えない、生まれつきの

私の発達障がいのこと。

見た目では分からないから

うまく誤魔化しながら生きていくこともできる。

とても認知度が低く、誤解されやすく

説明したところで、なかなか理解を得られない

そんな、障がいのこと。

このblogでも伝えたことはないし

今後も伝えることは、きっとない。

そんな苦しい障がいのことを

やっと、やっと・・・

好きな彼へ伝えられた。

とても長い月日がかかってしまったし

とても勇気を振り絞った。

伝えてる最中も苦しかったし

伝えること自体も、身体全体に力をいれないと

伝えられない。

伝えたところで、私が生きた年数分だけ苦しんできた辛さなんて、絶対理解できるはずがないし・・。

一所懸命伝えても、勘違いされたり誤解を招いて伝わるかもしれないし、笑われるかもしれないし、嫌われるかもしれないし・・。

今まで、この障がいで沢山傷ついてきたから、もう傷つくのが怖かった。

沢山の心配や恐怖、不安から

伝えたくても伝えられなくて

勇気を出して伝えようとしたことは

何度もあったけれど

なかなか一歩踏み出せなかった。

本当に、苦しかった。

でも、彼はとても優しい人だから

話せばきっと、《理解をしようとする” 姿勢 ”を見せてくれるだろう》と思っていた。

そして、ようやく昨日伝えられた・・。

やっと言えた。

本当に嬉しかったし、涙が止まらなかった。

もちろん、私が信じていたとおりで

彼は温かいことばを沢山プレゼントしてくれた。

本当に、ありがとう。

誰だって、自分が抱えている苦しみや

病気や障がいのことを誰かに話すことは

勇気がいることだと思います。

だけど、必ず誰かが優しく手を差し伸べてくれる。

まずは、伝えてみる勇気の一歩を。

怖いけれど、時間がかかってでも、自分の力で踏み出してみよう。

あなたは、ひとりじゃないからね。

きっと、大丈夫。

✻ ✻ ✻ ✻ ✻

前記事で紹介した、相田みつをさんの本というのは、コチラです。

生きる喜びも、辛さも、寂しさも

相田みつをさんの言葉が温かく包んで抱きしめてくれます。

相田みつをさん、大好きです。

”ありがとう”の反対は、”当たり前”∕やっと言えた嬉しさ