11時から面接でした。

事務所には10分前に到着。

犯罪者でもそこら辺の常識はわきまえてます。

『面接の受け方』で検索したサイトの例文を丸暗記した志望動機に偽経歴で怖い物なし。

だったはずなのに、面接官が来た瞬間に頭真っ白。

履歴書を取り出しさらにパニック。

例のサイトに『郵送でなく持参する場合でも封筒にきちんと宛名を書く事でポイントUP!』と書いてあったんです。

こすい私は宛名を書き、セコくポイントを稼ごうと思ったんです。

私が差し出したのは他に受ける予定の会社宛の封筒でした。

光の早さで手を引っ込め、自分で抜き取って渡しました。

まさかのフェイントにたじろぐ面接官。

ディーフェンス!ディーフェンス!

テンパったまま面接は始まり、テンパったまま受かりました。

『週末から入れると思うから明日電話して』と。

思うって何?

そういえば給料の支払い方聞いてません。

聞くの忘れてた私もあれだけど、ここ大丈夫?

明日聞いてみます。

こんなグダグタな面接、経歴詐称した罰だとしか思えません。
職探しに向けて本格的に動き出した私。

いきなり難関にブチ当たりました。

履歴書です。

職歴というかアルバイト歴。

まさか水商売なんて書ける訳ないし、かといって今までやった昼職の期間をバカ正直に書いたんじゃ空白の期間が多すぎる。

ていうか、私が大阪に来てからの約4年間の間にした昼職の期間は、全部合わせても3ヵ月ぐらいしかないです。

『お仕事されていない期間は何を?』

『体を壊して実家に帰っていました。』

体の弱さクララレベル。

ないな。

『自分探ししてました。』

涅槃にでも入ってたのか。

ないない。

『世界政府に揉み消された歴史なんだ!』と思ってくれるようなポジティブな面接官に当たらない限り、こんな履歴書は紙屑以下です。

私って商売女なんだとしみじみ実感。

そこで発想を逆転させるのよ!なるほど君!

今までの経験を生かす事にしました。

この4年で身に着いた事、嘘をつく事。

勤務期間を延ばしに延ばし、平均勤務期間8ヵ月以上のフリーターの鏡な履歴書に。

経歴詐称は犯罪です。

証明写真を撮りました。



非常に残念な映りになりました。

目の下のクマ丸見え。

目付き極悪。

700円もするんだからもっとフラッシュたいて。

飛ばして飛ばして。

こんな写真で私の何が証明できるんだか。

この程度で証明した気になってるなら思い上りも甚だしい。

え?

フラッシュで飛ばした顔は実力じゃない?

本来の見てくれで映るからこそ証明写真?

うっせ

人は見た目じゃないと信じて、この写真使います。