リンの平凡日記 -5ページ目

☆何の日☆

11月17日


もう過ぎちゃったけどね


一体何の日でしょう??




実は


うちのお母さんが手術を受けた日です


4年前の11月17日に


お母さんは胆管がんの手術を受けました




がんを見つけてくれた病院では


手術は不可能と言われ


絶望的な気持ちで


大学病院の受診を受け


今の担当医に


「頑張ってみましょう」って


言ってもらえて


20時間を超える手術を乗り越えて


手術室から戻ってきた母の姿を見たとき


手術をしてくれた担当の先生が


神様みたいに見えたことを覚えています





それからもう4年


この4年間の間に


何度も何度も再発と戦い


今も母と先生は戦ってくれています




手術前に聞いた


3年後の生存率の低さ


再発するたびに聞いた


短くなっていく余命


何週間・・なんて表現まで出てました




その中で先月


4年目を迎え


4回目の11月17日を迎え


4回目のクリスマスや年越しを


これから迎えます。




4年前の11月17日に


先生と母が勝ち取った命


母にとって誕生日とは別に


もう一つの命をもらった日


11月17日は


私たち家族にとってそんな大切な日です




まえに少しだけ書いた


お母さんのイイ報告ですが


先月の検査の結果


これまでに再発したがんたちは


全て現状維持と縮小の傾向がみられる


という結果でした!!




完治でも消滅でもないけど


母にとっては現状維持で十分なんです


そのくらいの強敵なんです




先生が言うには


母が希望して始めた治験薬が効いているとしか


考えられないそうです




再発・余命宣告の暗闇の中で


母が自分でつかんだミラクルです




北海道ではまだ使われていなかった治験薬


母は自分で調べ、コンタクトをとり


担当医を説得して


北海道から海を越えて


千葉の先生のもとでの治療を行いました


千葉の先生を始め、


多くの方の協力で


札幌でも治療を受けられるようになりました






今では同じく治療方法に行き詰った方が


母と一緒に治療を受けているそうです。


そんな風に誰かの背中を押せたことも


母にとっては生きている意味の一つになっています




あとね


前に少しだけ早い母の日の記事で


登場した闘病仲間のTさん


http://ameblo.jp/09190113/entry-10272478254.html


彼女の容体も決して良くない状態ですが


母を娘のようにかわいがってくれていて


母も彼女の支えになることに喜びを感じています




孫の成長や


母子デート


たくさんの出会いや出来事が


母にパワーをくれています




治験薬の副作用で


さすがの母も


抗がん剤後に出る高熱や


髪やまゆげが抜けてきている


自分の姿を見ると


落ち込んでしまうこともあるけど


それでも


体調のいい日にはこっそり晩酌をしたり


来月には奄美大島への旅行や


森山直太朗sanのライブなど


お楽しみも目白押しで


楽しそうに毎日を過ごしています




いつも母にパワーをくれる方や


母の健康を願い応援してくれる方に


感謝の気持ちでいっぱいです


これからも


母が自ら戦ってくれることで


少しでも誰かのパワーになることが


できたらと思っています




長い記事を読んでくれてありがとうございました