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ございます。

昨日、先輩から、電話がありました。

先輩は、

『今日、ボスの命日だから…

休んでると思って…』

(ボスは私達の、パートナーの呼び名)

「今回は、たまたま休みだったんです。」


あえて、思い出すから、

休みとってなくて…


『ちょうど干支一回りして休み

偶然とれました。』

この12年周期なんか健在!


『そーなん、本当は

線香上げに行きたかったんだけど…

今、ちょっと怖いから…』


先輩は、最近ちょっと

目の手術してお休み中です。


そして…

先輩に言われた言葉に

泣いちゃいました。


『私は、白杖使わなきゃならなく

なったので…

一緒に遊びに行くの

嫌じゃない?』


先輩は、 

手術の 結果どうしても

視力が回復せず

今回の結果をもって、

白杖を使わなければ

外出は、困難な状態なのです。


という現実にちょっと

ナーバスになってました。


でも、それまで…

会社の先輩で…

無事定年まで勤め上げ、

その後も、嘱託で働かれています。


逆に、

境界線のギリギリで

少しその枠に

あてはまらないだけで…

『普通の人』枠で

頑張らなければいけない

理不尽さを味わった方です。


私は、先輩が白杖持って

歩いてた時に


一度会ってまして…

多分その姿の事を

言ってるのかなぁ…

と思いました。


その時、

私は、ホントに時間がなくて…

ただ…


『先輩…今からどこ行くの?

病院?気をつけてね…』

って声かけて別れたんです。


多分、白杖持てれたんだ…

良かった…

という事は言わなかったけど…

今迄、本当に

いろんな事気をつけてたので…


いろんな事、 過敏にならなくて

良くなったね…

と逆に思いました。


でも、それは、逆に

人から気にされる

という事でもあるので…


「誰かに何か言われたの?」と 

質問してしまいました。

障害のある方に

言うかたもいらっしゃいますから…


『言われてないけど…

一緒に居るの嫌じゃない?』


今迄頑張って、

無事に定年退職して…

その後も、ちゃんと嘱託で

働いて、頑張ってるのに…


障害が、目に見えるように

なったことで…

何かの自信がなくなった?


もう、頑張らんでもええやん…

先輩は、先輩やで…


「この前あった時に

先輩確か白杖持ってなかった?

私何か変わっとった?」


と質問した。


『変わってなかった…』

先輩は答えた。


私は、多分白杖持ってなかった

先輩を知っているので…

変わった事は、ただ白杖を

持った先輩だよ…


だから…

その事知ってて

「変わる人なら付き合わんでええ!」

と泣きながら

言ってしまいました。


『落ち着いたら、日帰りで、

ランチ行って、

行けそうなら1泊旅行行こうね…』


と約束しました。


先輩は

「楽しみ、増えたわ…」と

言ってくれました。


人生のまさか…

でも、先輩の場合

ある意味やっと…

ちょっと楽になったのかも…


ちゃんと、シェアして

もらえて、私が、救われました。


このまま、気を使って

離れてもらいたくない

大切な、先輩ですから…


この事で、ちょっと

気軽になってくれると

嬉しいです…


話す事で、気づき

いたわりあえたらいいですね…