ある晴れた春の日のこと
俺はお前に一目惚れ
でも声もかけらんなくて
連れが偶然知っててさ
やっと手にしたお前のアドレス
そっから探り探ったお前のタイプ
「軽い男は嫌いだよ?」
その時誓ったんだ
振り向かせてやるって
俺が9割お前が1割
デートに誘う頻度も変わる
いつしか何も言わなくても
当たり前のように通ったお前の家
チャリンコで45分のんびり向かうよ
蝉が鳴いてる午前9時
朝っぱらから鼻唄うたってさ
*今じゃ届かない俺の声
でも諦めずに歌うぜ
俺らしくバカでかい声で
誰にも何も言わせねぇ
俺にはお前が一番さ
お前が見てるのは
俺じゃなくてもいいから
失う事を恐れずに恋してくれたら
それでいいから
二人で過ごす夏休み
ほとんど布団でゴロゴロ
ぐだぐだして俺が気付いたら
お前はスヤスヤ夢の中
起こさねぇようにした口付け
バレねぇように書いた手紙
渡すことなく机の中
市民プールに行った時も
「おいらの嫁は超美人!」
心の中で自慢してたっけ
お前を泣かせたあの日
泣きながら謝る俺に
お前はこう言った
「半分以上気持ち持ってったくせに
勝手なこと言うなよ」
って、神様ゴメンナサイ
「今は一緒に居て欲しい」って
仏様ゴメンナサイ
*
さすがにもう無理かも
あの時の関係にはもう戻れない
お前の中じゃ俺は圏外
眼中にも、アド帳にもない俺の名前
俺は馬鹿だから感じとるとかできねぇし
言われないとわからねぇ
でも、これだけは言われても何されても
諦められねぇんだ
こんな気持ちにさせたのはお前が
最初で最後だからさ
ロマンチックな言葉は言えねぇ
気の利いた台詞も無理
最初っから最後まで
お前しか頭になくってさ
マジごめん、ありがとう、大好きです
