これは紙装束シリーズの物語全体を自分が把握するためのまとめです

ゲームをクリアした後にまとめたものなのでネタバレありです

ゲームプレイ中の方はネタバレを含みますので以下、読むのはお勧めしません

 

■登場人物■

・陶夢嫣(タオ・モンイェン)

幼少期から「古い木に縛られた紙装束の花嫁」の悪夢に悩まされており、真相を探るために故郷の奘鈴村を訪れる

 

・祝小紅(ジュ・シャオホン)

 夢嫣の前世

かつて奘鈴村で紙装束の花嫁として生贄に捧げられそうになった

幼いころ、近所の莫琪(紙装束)に遊んでもらっていた

 

・梁少平(リャン・シャオピン)

過去(民国時代)に生きた男性

夢嫣の前世である「祝小紅」を救おうとした男性


・葬尊(ザンズン)

村人たちが崇拝する 六葬菩薩を指す呼び名

奘鈴村では「葬尊に仕えるために紙装束の花嫁を捧げる」という歪んだ風習が続いており、祝小紅は「葬尊の花嫁」として儀式に利用された
 

・巫賢(ウーシェン)

村の祭司兼・村長のような立場で、「葬尊の代弁者」を名乗る人物

葬尊の名を使って村人を支配し、紙装束の花嫁との婚姻の儀式を主導する

 

■あらすじ■

幼少期から「古い木に縛られた紙装束の花嫁」の悪夢に悩まされていた陶夢嫣は、昔住んでいた奘鈴村にその原因を探るべく訪れる

奘鈴村で住んでいた家から謎の儀式の跡、謎の日記などを見つけ、更には村の人間から追われ、悪夢と同様に吊るされる

村長(巫賢)に生贄になるように言われるが、その後首無しの武者(煞金剛)が自身を切りつける悪夢を見たのちに幽閉される

 

■結末■

(前世)

陶夢嫣の前世である祝小紅は幼いころから奘鈴村で「葬尊に仕える紙装束の花嫁」になることを誇りに思い、またその歪んだ風習を疑いもしなかった

村に旅の役者として梁少平が訪れ、小紅と恋に落ちる

 

小紅は村が邪教を信仰していることを知り、しかし少平に危害が及ばないようにと少平を欺き、「葬尊との婚姻の儀式」に向かうが、少平は村の悪習、小紅が危険なこと、小紅が自身を愛していることを知り、小紅を助けに向かう

少平は小紅を助けるが、首を切り落とされるが、悪霊になってでも小紅を助けたい一心で、煞金剛という亡霊になってまで小紅(後世の陶夢嫣をも)助けようとする

小紅は少平が亡くなった悲しみ、死ぬ以外に幸せになれないことを知り、崖から身を投げる

 

(後世)

幽閉された夢嫣は少平と小紅の過去、村の悪習、葬尊と巫賢(巫賢は村長が代々引き継いでいること)を知り、囚われていた少平の魂、生贄になった男子女子の魂を解き放ち、焼き捨てるべきとされていた経典を焼き、警察に連絡

よって奘鈴村は

村長は誘拐未遂の容疑で逮捕される


 

■エピローグ■

奘鈴村で使われていた蝋燭などの引火物には幻覚を引き起こす成分が混ざっており、その原料は冥陀蘭という植物であった

 

夢嫣は幼少期から紙花嫁になるという親からの刷り込み及び冥陀蘭、鈴などの幻覚作用のある物質から幻覚状態だったと判断される

昨年聂という患者ら2人(紙装束)が入院しており、彼らはまだ話すことができない状態

聂らは霊や紙を信じ、降神術が使えるということを言っているが、それ以外では精神疾患を疑う様子はないとのこと

 

奘鈴村の儀式については精神疾患の治療に画期的な進歩をもたらすかもしれない

 

と病院院長に肖医師が電話をしている

(また電話の中で溪医師も登場している)

 

肖医師も奘鈴村出身であることが明かされる