今日は一日、鹿角を加工して「収穫鎌」の作成作業。鹿角収獲鎌を、実は、長野県で農家もやっている友人と札幌の先輩にあげるのを約束していた…今年の春に…。もう収穫の秋…とにかく8月末までには完成させて送らねば…。何で遅くなったのか・・?言い訳は色々あるけれど、この作業は2つの電動器具を使って集中してやらなければ完成しない。最近、こちらに来るのが短日数で、また山の作業が目白押しなので腰が上がらなかった・・・。でも、もう伸ばせない…。朝から作業開始。まず、収獲鎌の柄(ハンドル)の部分は、大きい鹿角の形の良い根元の角(喧嘩角という)と先端の角を使う。それをグラインダーで切り離す!!もうもうたる臭い粉塵が立ち込める。それを集塵器(右の丸い筒)で外に排出するが、この粉塵が大変で、きっちり作業着を着こんでも終わった後は必ず風呂で洗い流さないと大変なことになる・・これも作業に腰が上がらない言い訳。

昨日の午後に2時間ほどかけて、10本以上のハンドルを作った。

鎌の刃は、稲刈りなどで使う鋸刃で高級ステンレス製。兵庫県のメーカーからの取り寄せ。

この鋸刃を角柄に取り付けるため、金鋸で縦に切り込みを入れる。

次に、角柄の上下の部分を、グラインダーで削って形よく整える。

角柄は、そのままでは土がついて汚れているので、金ブラシで汚れを落とす。

次の作業は失敗すると台無しになる。差し込んだ鋸刃を固定するため、インパクトドライバーでステンレス製の刃を差し込んだ状態で、固定した角柄に2ヵ所の穴(4ミリ)を慎重に開ける。

開けた穴の2ヵ所に、銅製の丸棒(4ミリ)を差し込む。

次に、角柄の切り込みと鋸刃の隙間、突っ込んだ銅丸棒の隙間にそれぞれ強力な接着剤を塗りこみ、鋸刃を角柄に完全に固定する。

接着剤が乾くと、次に銅の丸棒の柄から出ている部分をグラインダーで削り取る。また、柄の握りの部分の下に、インパクトドライバーで紐を通す穴を開ける。

赤い紐は、鹿革製。これで荒完成。後は札幌で、小型のグラインダーや金ヤスリなどで形を整える。この収獲鎌を収める革製の収納サックは、すでに作ってある。今回は、当面必要な3本を作ったが、これでまる1日はかかった。やはり継続して作っていないと、必要な道具の準備や手順に迷いが出てくる。よく頑張りました・・・・。
