【令和三年秋場所千秋楽】




殊勲賞『大栄翔』(追手風部屋)

殊勲賞の大栄翔「横綱に勝って自信になった一番」千秋楽も有終白星


  • 逸ノ城(右)を押し出しで破る大栄翔(撮影・河田真司)

大栄翔が逸ノ城を押し出しで破り、自身4個目の殊勲賞に花を添えた。

9日目に横綱照ノ富士の初日からの連勝を止める金星が評価された。1月の初場所では初優勝を果たした実力者。「本当に光栄なこと。横綱に勝って自信になった一番だった。これからもそういう相撲を取りたい」と声を弾ませた。


横断幕は、【ゆうしょうするぞ!みょうぎりゅう】

【三役揃い踏み】











【妙義龍】(境川部屋)🆚【明生】(立浪部屋)







































妙義龍
(11勝4敗)
かたすかし
2秒1
明生
(8勝7敗)

この一番は、『明生』が負けて、大関『正代』🆚横綱『照ノ富士』戦で、横綱が負けて、千秋楽を面白くしてほしかったけど、明生も三役の新関脇で、勝ち越しのかかった一番だから、どうしても勝ちたい1勝だよなっ!


妙義龍「こういう緊張感の中でとれたのはよかった」V逸も6度目技能賞


  • 明生に肩すかしで敗れ悔しそうな表情を見せる妙義龍(左)。後方は照ノ富士(撮影・鈴木正人)
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  • 技能賞の表彰を受ける妙義龍(撮影・河田真司)

ただ1人、逆転優勝の権利を持って千秋楽に臨んだ西前頭10枚目の妙義龍(34=境川)だが、初Vの夢はかなわなかった。明生の肩すかしにばったり土俵にはった。その瞬間に横綱の優勝が決まったが、紅潮した表情にはむしろ満足感が上回った。

「こういう緊張感の中でとれたのはよかった。(千秋楽まで優勝争いは)初めてだったし緊張はあった。いろいろ考えもしたが、精いっぱいやった結果です」

横綱以外の上位陣がふがいない中、11勝4敗の好成績で自身6度目の技能賞を獲得した。三賞受賞は13年夏場所以来49場所ぶり。出島の47場所を抜いて3番目に長い受賞間隔となった。場所前、連合稽古に初参加。「たくさん稽古相手がいて、新鮮な環境で稽古して、そのまま場所に入ることができた」。衰えない向上心が、活躍につながった。

幕内上位復帰は確実。来場所は35歳で迎えるが「まだまだやれると分かった。しっかり体のケアをして来場所に備えます」と意欲をたぎらせた。【日刊スポーツ】




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