僕の自転車(CANNONDALE CAAD8)のメインコンポーネンツ(変速機とかそのへん)はシマノの11速6800系アルテグラだ。
ULTEGRAアルテグラはシマノのロードコンポーネンツの中で上から2番目のグレード。
きちんとセッティングが出ればシフトミスもなくパシパシ決まってくれる、僕には勿体無いくらいイイものだ。


当初は10速105にしようかと思っていたが 同じ金額で程度の良い中古の11速アルテグラが揃ってしまったので採用している。













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そんな6800系アルテグラのフロントディレーラー(変速機のこと)を眺めていたら何か足りないことに(今更)気が付いた。
シフトワイヤーを留めているボルトの下に穴が見えるけど、本来はそこに何かが在るべきなんだと思う。














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いつもの読み込みの遅いシマノのディーラーズマニュアル。
そこを観るとフロントシフトワイヤーの出口位置でワイヤーの留め位置を微妙に変化させ最適化するパーツが不足しているようだ。














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シマノの良いところはこんな小さなパーツでも品番さえわかればスモールパーツとして取り寄せる事ができること。
パーツ自体は小さくて安価なものだけど 送料かかっちゃった。

深夜0:30に注文して朝9:30に届いちゃう。












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このパーツの名前はインサートコンバーター Y5P122000。
初期ものは金属製、後期もの?はマイナーチェンジされて樹脂製になった。
取り付けの向きを180度変えることでワイヤーの支点を外側に行き過ぎないようにする部品。













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本来はTL-FD68という専用ツールを用いてコンバーターの向きを選定する。
コンバーターはワイヤー留めボルトと共締めになっていて普通なら脱落することはまずない。
このフロントディレーラーは中古で買ってきたものだし その頃は品番も型番もわからなかったから仕方ないかな。







ディーラーズマニュアルに従って取付・調整を済ませたら試運転。
これまでもフロント変速は問題なく決まっていたが マニュアル通りにセッティングしたらさらに精度が上がった感じがした。







説明書はわからなくなったら読むものだからなぁ…。







2016/11/24      記