マイカーのオドメーター(積算走行距離)が20万キロに到達した。
はい、新車。
マイルじゃなくてキロですよ。
クルマはローバー・ミニ スポーツパック 1.3i '97モデル。
標準でワイドなフェンダーが付いてるスポークパックモデル。
構造変更の手間なし、インナーフェンダーもカットしてあるので10インチワイドホイールを履いても車体に干渉しにくい。
1.3i、とあるとおり1,300ccインジェクションエンジン。キャブじゃない。
この頃のミニはクーパーも非クーパーもエンジンは同じ。違いは内装や外装(ステッカー類)だけ。
エンジン出力に差があるのはキャブクーパー。
どうして「10万キロ」、つまりメーター1巡にここまで歓喜するのかというと ミニのオドメーターはアナログなスピードメーターワイヤーを介して積算計を稼働させているから。
積算計は1~0までの数字の書いてある丸い筒状のダイアルが並列に並んでいる。
位が上がる時は9のところにあるピンで隣の列のダイアルをよっこいしょと回すわけだけど
桁が増えれば増えるほど隣のダイアルを持ち上げる時に抵抗を受ける。
↑この瞬間が1番抵抗が多いわけで
その抵抗に耐えうる設計ならばいいけど 後付けのセンターメーターなどは(タマによって当たり外れがあって)桁が上がる9は「鬼門」だったりする。
せっかくのオメデタイ瞬間を「超えられなくて」99,999.9kmで止まってしまうことさえある。
ミニでは…というよりセンターメーターでは良くあることで 対処法はメーターを分解してちょっと押してあげて桁をあげて差し上げる。
(もちろん次の20万キロ到達時にも同じ現象が起こりうる)
幸いにも僕の97ミドリは純正メーターのままこの時を迎えたので問題なくカウントされてるわけだけど。
20万キロ到達してるけどクラッチの滑りもなく(未だ交換歴はない)、オイル漏れもない優秀なタマだと思う。
ところでこのギョーザマフラー。
僕のクルマには似合わない…よねぇ。
底摺りもなくて程度良好なんだけど。
往年のクーパーSのマフラーのリプロ品らしくてとある老舗ミニ屋さん製とのこと。
そのミニ屋さんがFBで11万のプライス付けてたけど…。
売るには勿体ないけど付けるクルマがないわ。
水色ミニも旅立ってしまったし。
2016/03/08 記