最近とてもたくさんの方がこのブログに
足を運んでくださるようになりました。



中絶を経験した方なのか、悩んでいる方なのか、
どのような経緯でこのブログにたどり着いていただいたのかはわかりませんが、たくさんの方に見ていただけることが赤ちゃんの供養に繋がればと思います。


私自身、今でも夜な夜な
自分を追い詰める日々が続いています。


そのたびに、中絶、後悔、仕方がなかった
など、色々なワードで検索をします。

ヤフー知恵袋では中絶した方
中絶をしようとしている方が
回答者達に袋叩きにされているのを
よく見かけます。


10代の中絶だからと言って
自分を責めない人間ばかりだとは
思わないでいただきたいです。

10代だからこそ、経済力のなさ
責任が取れないことへの後悔など
罪悪感でいっぱいで、自分を責める方が
多いと思います。


10代は特に、産んでも産まなくても
影で何かしら言われます。


だから、もし中絶をしようとしている方が
このブログを見てくださっているんだとしたら
私含め周りの意見に流されず
自分の意志を持って決断しないと
絶対に後悔するということだけは
お伝えしたいです。


正直、産んでも産まなくても
しんどいことが多すぎて
後悔はします。絶対に。
でも、どうせ後悔をするなら、
人の意見に流された決断にではなく、
自分自身の決断に後悔をしてほしいです。


私は今まで人に流されて来た人生でした。
どっちでもいいよ、が口癖で
やりたいこともなかなか出来ないことが
多い人生でした。

流されて来た人間でも、流されたことに
後悔したことがないわけではありません。


だからこそ、今回赤ちゃんを身ごもったとき
彼は産んでほしい。というか、
産む産まないの話を二人でする前に
産む前提で話を進められていました。



今までの人生を振り返り、
自分の人生はこの判断で大きく変わると
すごく緊張しました。

自分が生かすか殺すかを選べてしまう恐怖
数週間でその選択含め人生さえも決めてしまわなければいけない恐怖。
すごく怖かったです。


でも、何より自分が言い訳をしてしまうことが怖かったんです。
産んだあと、私は産みたいなんて言ってない
逃げたくなったとき、しんどくなったとき、
そう言ってしまう気がして
子供の前で絶対にそんなこと言いたくなかった。

だからあのとき無理だって言ったのに、
そう言ってしまう気もしました。


金銭的に余裕がないと絶対に心に余裕は持てないし、頑張って頑張ったとしても、産む前提で話を進めていた彼は、育児を甘く見ているとしか思えませんでした。

彼の"二人で頑張れば"という言葉が
軽率に思えて仕方なかったんです。


だから私は中絶を選びました。
心配事に囲まれて産んでも
喧嘩が耐えない未来が見え、
幸せにしてあげられないと思いました。


私が産むことに対してもっと前向きでないと
産んではいけないと思いました。

人生で初めての大きな決断でした。


よく、
相手に中絶をしてほしいと言われた。
嘘でもいいから、
産んでほしいと言ってほしかった。

そう言っている方をみかけます。

産みたくても産ませてもらえなかった、という
自分の意志とは違う決断をすることの辛さが
客観的に見ても伝わってきました。


だから、それとは逆になるけど
私は自分の意志で決めようと思ったし
自分の意志で決めることが大切だと思いました。



賛否両論あると思います。
でも誰がなんと言おうと、
育てるのもお腹を痛めるのも自分です。

所詮ネットの中の人間は
産んだところで助けてくれるわけでもないです。誰の意見にも惑わされず、でも産むなら周りの力を借りることも大切だと思います。

その線引きが、とても大切だと思います。

決断は自分で、でも助けてほしいときには
きちんと助けてと言える環境を
自分も周りも作ることができるようになればいいなと思います。