今日は弟の家にて新企画の作業に没頭。
弟が大学でデザインを学んでいることもあって色々と協業することが多い。


まあ兄が言うのも何だが、ウチの弟は天才肌。

現在は、某美術大学に通い、某有名デザイナーのもとで
数々の名作を生み出すサポートをしている。

先日も銀座の一角に弟の作品が飾られた。


昔から絵を書くことが好きで並々ならぬ情熱を注いでいた弟。
そんな異常なまでの情熱を表すエピソードがある。

弟が高校受験を間近に控えていた時期のこと。

いつものように1階のリビングでテレビを見ていると

親に

「そろそろ勉強してきなさい。」

とよく学校モノのドラマでありそうなシーンが僕の家にもあった。

「はいはい。」

嫌々ながらも自分の部屋に行く弟。

しかし「あいつえらいなー!」

と思って弟の部屋へ見に行くと

9割方好きな家や動物のデッサンをしていた。笑


そんな日が続くのだが、ある日僕は弟の才能を強烈に意識した。

いつものように弟が机に向かっていたある日。

「どうせ絵を描いているのだろう。」
と思いながら何をしているのか覗き込むと

意外や意外、漢字をひたすら書いていたのである。

「あれ、珍しい。」と想いながら見ていると何かが普通と違う。

「何だろう。」と思いじっと見てみると

そこにはまるで北朝鮮の軍隊のような一糸乱れぬ漢字の行列が!!

「どう?キレイ??」
ドヤ顔で絵(字?笑)を見せてくる弟。

このとき、俺は弟の才能を意識せずにはいられなかった。
「デザインに対するこの狂気はいずれ何か巻き起こすかもしれない。」と


「神は細部にやどるから。」
自慢げに言う弟の顔が懐かしい。笑

その過去があって今があることを思うと
やはり過去→現在→未来のつながりは
切っても切り離せないものなのだと感じる。
3年近く前に行ったトロントのことをふと思い出した。


FLYING PIG


自然が豊か、夏はとても気候がよく過ごしやすい。
そして、芸術的な文化と近代的な都市がうまく融合している街は
本当に魅力的だった。

ちょうどその時渋谷を歩いていたためかそれをより強く感じた。
狭い地域に人や広告が溢れている、間違っても住む気にはなれない街。

インターネットもそう。今や必要以上の情報で溢れかえっている。
「インターネット疲れ」という言葉も存在するらしい。

そこで求められるのが、自分にとって必要な情報と必要でない情報の区別。

はたして今日一日で行った場所、目にした広告、インターネットのサイトなど
そこにあった情報すべてを受け取ることができただろうか。

総務省が公表した情報流通インデックスによると

世の中に流通している情報の内、実際に生活者が知覚する情報の割合は

0.004%だそうだ。

10万の情報が視界に入ってもそのうちたった4つしか受け足ることができない。

情報過多の時代を強く実感する。

今は昔に比べて選択肢の多い時代。
選択肢が多くて、生活も安定しているから自分のやりたいことを追求できる時代。

ただその一方で誘惑も多い。

「今やっていることよりももっと自分に向いているものがあるのではないか?」

自分はそれを思い続けた結果、人よりも2年長い学生生活を送ることになってしまった。
だが今になってわかったことがある。

上記の疑問は永遠に繰り返されるものだと。

ただ、あることを考えた結果、それを解決することができた。
それは「自分の未来像」である。

どれが1番自分に向いているか、そんなものは一生かかってもわからない。
だから自分が「どうなりたいのか」だけを意識する。

やっていることに焦点をあてると誘惑にかられてしまう。
どうなりたいかは1度決まればそこから大きくずれることがないから無駄な誘惑もない。

これを意識しただけで僕のモチベーションは
友人から「人が変わった。」と言われるくらい大きく変化した。

では、どうすれば「どうなりたいのか」を見つけることができるか?

見つけ方の一つに、マネジメントの神様と呼ばれたピーター・ドラッカー氏のエピソードがある。
氏が13歳だった頃、担任の宗教の先生が問いかけた

「あなたは何によって覚えられたいかね?」

答えられなかった生徒に向かって先生は笑いながら言った。

「今答えられるとは思わない。でも50歳になっても答えられなければ人生を無駄にしたことになるよ。」

その後、ドラッカーは氏は様々な経験を経て「マネジメントの神様」と呼ばれるまでになる。


「自分は何によって覚えられたいか?」

すぐに答えはでないかもしれない。でも考えて続けなければ人生は変わらない。
俺もまだまだこれから洗練させていく。一緒に歩んで行こう!!


大企業を避けてベンチャー企業を中心に就活をしようとしているお前。

大企業へ入社が決まり、賞賛されてきた先輩達を見てきたお前は
少し歯がゆい思いをしているかもしれない。

「ベンチャー企業に入社が決まっても誰も認めてくれない。」
そんな思いもあるだろう。

だが、考えてみてほしい。
お前は周囲に認められるために生まれてきたのか。
そんなものはただの自己満ではないのか。

大企業というステータスがそんなに欲しいのか?
多くのお金を稼いで、高級車に乗って、高級マンションに住んで人から褒められる

外から与えられたステータスで塗りたくられた人生を求めた結果
常に周囲からの評価や自分のステータスに怯えながら過ごしていくことになる。

確かにお金は大事だし、お金がなければ自分の大切なものを守れない。
でもそれは、お前らしさを見つけてそれをまっとうする人生があってこそのことだと思う。

お前は悩んだ結果、就活を辞める選択をとることになる。

たいした実力もないくせに、人と違う道を歩みたいと思って決意したお前だが
たまにはそれに不安や寂しさを覚えることもあるだろう。

でも正解なんてないし、誰も教えてくれない。
みんなが歩いているところが正しい訳じゃない。

でもお前にはお前なりの人生がある。

お前にしかできないことがある。

そしてそれはある時気づくことになるだろう。
その時まで心折れることなく走り続けてくれたまえ。