古今亭志ん輔 日々是凡日 -1261ページ目

明日黒門亭

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協会の二階で「黒門亭」が始まってどのくらい経つのだろう?いよいよ明日出番!初めてのことには何かしら興味や緊張が付き物だ。
お客さんは来てくれるかな?なんて思いながらワクワクしている自分に気付く。
「たまごの会」が荒木町の「桃太郎」という店に売れた。嬉しい!
それも明日、だから明日は上野から四谷への掛け持ち。三人はきちんと出来るかな?
写真は師匠の家での宴会を遠くに見ている前座の朝松、今の朝太です。

中心には志ん朝

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何年前の写真かなあ?「矢来コンペ」というゴルフコンペを師匠が主宰してやっていました。弟子はもっぱら裏方です。参加もするんですが、みんな下手だから、結果的に裏方に回る時間が多くなる!というのも事実でして・・。
志ん橋兄がコンペの馬券をお客様にお願いする時、こともあろうか席亭にお願い致しまして「いいよ、何枚・・?」二つ返事の席亭は、コンペの日を見て「はぁ、それでこの日は出番変更が多いのか!」に絶句!ずいぶん参加者がいましたからねえ。それ以来「矢来コンペ」は定席興行のない31日(余一って言うんですけど)にやるようになりました。もう、いろんな所に行くんですけど、朝早いから、遠い時は泊りがけの事もある訳で・・・
ゴルフより前日の飲み会が楽しみでした。だって、ゴルフになったら4人づつに分かれるでしょう。話しなんか出来ないもん。前日の飲み会はみんなで師匠の取り合いです。弟子としてはそんな光景を見ているだけで嬉しくなって来たもんです・・・まだ、3年・・・。

鏡味仙之助師匠

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仙之助師匠と仙三郎師匠とは長い長いコンビでした。私の師匠の志ん朝も二人には芸人としては勿論、友人としてお付き合いしていました。子供同士の付き合いのようで、端から見ていても微笑ましくなるくらい、私が前座の時にはやきもちを焼くくらいでした。前座は師匠が好きで入門しますからね。何時だったか志ん朝、仙之助、仙三郎、私が朝助といった前座の頃でした。九州をグルッと回る旅に行きました。三人は盛り上がってしまうし、かといって私の知らないくらい以前の話しですから話しに入る訳にもいきません。そんな時仙之助師匠は『この話しはね・・』と概略を教えてくれたんです。優しい仙之助師匠は志ん朝の亡くなる前の月に逝ってしまいました。

鏡味仙三郎師匠

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仙三郎師匠は太神楽の名人です。それなのに楽屋ではまるで偉振ることがありません。
太神楽の師匠方はみんなそうですが、噺家が気持ち良く高座を勤められるように、高座は勿論、楽屋でも気を配ってくれます。前座にでさえやさしい言葉をかけてくれます。
出来ないもんですよ、こういうことは・・・。