最近は以前ほど機会はないが、テニスはするのも観るのも好きだ。そんなわけで、連日オーストラリア・オープンをテレビで観戦。
 錦織がベスト8に入って、新聞の一面を飾ったから、日頃テニスに興味のない人にも、今大会は周知のことだろう。
 で、昨夜。
 かつて世界No.1だった地元オーストラリアのヒューイットと現No.1のジョコビッチの試合を観ていた。ジョコビッチ、すこぶる強いが、さて、贔屓のヒューイットがどこまでやってくれるか・・・。
 昨年ケガでほとんど試合に出ていないヒューイット。この大会も足の痛みがあるそうな。
 ということを解説者が述べていた。「麻酔止めを使って、出場しているようです」。
 一旦は聞き流した。でも・・・え? 麻酔止め? それって、麻酔をした後、効かないような注射をするわけ?
 むろん、痛み止めと麻酔が、こんがらがった結果だけど、実況アナウンサーも「そのようですね」と相づちを打つ。
 一拍置いて気づいたけれど、思えば思うほど、「麻酔止め」って、おかしい。

 実況中継のアナウンサーは数人いるが、中にひとり、選手の名をファーストネームで呼ぶ人がいる。初めて聞いたときは驚いた。彼が叫んだ名前が、当の選手と結びつくまで時間がかかった。
 そして、いつぞや。
 「アンディ、ついにセットポイントです」とかなんとか。アンディの後の言葉はどうでもいい。問題はアンディだ。だって、対戦していたのは、アンディ・マレーというイギリス人選手とアンディ・ロディックというアメリカ人選手。アンディ同士というわけだ。
 それでもいまだに、ファーストネームを連呼する。
 フランスでは男子の名前で一番多いのはジャンだと言う。いつの記録か知らないが、その数133万人。フランスは今でもいい選手が多いが、そのうちもっともっと現れたら、「ジャン」だらけ?になって、もうかの人の実況はなにがなんだかわからなくなるだろう。
 
 それにしても「麻酔止め」。気に入ったな。