おはよう。寒いなあ。

 

 さて、本日は糸谷哲郎8段が、広瀬章人8段と、棋王戦への挑戦をかけた一番(二番勝負の)。

 トーナメントを無敗で勝ち上がった広瀬さんはひとつ」勝てば挑戦者に決定。糸谷さんのほうは敗者復活ということで2連勝しなければならないのである。これ、将棋のはなしね。で、糸谷先生応援。広島の人だからね。棋風も独創的で、揮毫は「自由」。

 持ち時間、各4時間。先手糸谷。

 

 さて、のさて。

 最近の一冊は

 「開高健は何をどう読み血肉としたか」(菊池治男・河出書房新社)

 

 表紙、アップできたかな?アメーバに移行してからほとんど更新してないから、やりかたいまいち。アマゾンで検索し、魅力的な表紙をぜひご覧あれ。

 

 生誕90年の記念らしい一冊。この写真、開高ファンなら御周知のとおり、あの「オーパ!」の扉にあった、あれよ。あ~懐かしい。

 でね、著者である菊池さんの名前に覚えあり、という人はきっと月刊プレイボーイで連載の「オーパ!」に馴染んでいた方。

 

 でね。この一冊、買わずにいられなかったのに、いざ読む段になると、もったいなくて読めない。だって読み始めたら、きっとすぐに読んでしまう・・・もったいない。こういう私の気持ちにうなずいてくれている人は、きっと、ほんとうに開高さん好きだったんだろうな、と。

 

 開高さん、お久しぶり。わたしも「オーパ!」のほとりを歩かせてもらいました。