「夢幻の山旅」(西木正明 中央公論社)を読んだ。
辻まこと・・・、きっと知らないという人も、もう多いんだろうなあ。私も、山登りしないから、あまり読んだことないけれど。「山からの絵本」とか、どこかにあるはず。
辻潤と伊藤野枝を両親に持つ。辻潤は、ダダイスト・・・というか、伊藤野枝に捨てられた男。
伊藤野枝は辻潤を捨てて大杉栄に走り、甘粕事件によって、ともに(まだ子供だった甥も)惨殺された。
辻まことの運命は、辻まこと、という運命なんだ・・・読了後、最初に思ったこと。
数年前に読んだ佐野眞一の『阿片王-満州の夜と霧』が重なってくる。これは満州国の陰の支配者とされる里見 甫について書かれたものだが、里見とともに満州で大きな力を持っていたのが、甘粕事件の甘粕正彦だ。満州では彼らが跋扈し、当たり前だが・・同時進行で辻まことの人生も動いていたわけだ。
歴史を読んだわけではないが、多くのものにとって「歴史」でしかありえないものを運命として生きた人。稀有の自由人と称された人なのに、辻まことの運命は辻まことであるということに、なんだか胸が詰まる思が・・・。
辻まこと・・・、きっと知らないという人も、もう多いんだろうなあ。私も、山登りしないから、あまり読んだことないけれど。「山からの絵本」とか、どこかにあるはず。
辻潤と伊藤野枝を両親に持つ。辻潤は、ダダイスト・・・というか、伊藤野枝に捨てられた男。
伊藤野枝は辻潤を捨てて大杉栄に走り、甘粕事件によって、ともに(まだ子供だった甥も)惨殺された。
辻まことの運命は、辻まこと、という運命なんだ・・・読了後、最初に思ったこと。
数年前に読んだ佐野眞一の『阿片王-満州の夜と霧』が重なってくる。これは満州国の陰の支配者とされる里見 甫について書かれたものだが、里見とともに満州で大きな力を持っていたのが、甘粕事件の甘粕正彦だ。満州では彼らが跋扈し、当たり前だが・・同時進行で辻まことの人生も動いていたわけだ。
歴史を読んだわけではないが、多くのものにとって「歴史」でしかありえないものを運命として生きた人。稀有の自由人と称された人なのに、辻まことの運命は辻まことであるということに、なんだか胸が詰まる思が・・・。