みなさん、若者チャレンジ奨励金という制度をご存知だろうか?
アベノミクスで様々な経済再建の政策が打ち出される中、雇用環境改善を目的に今年3月から始まった新制度だ。
この制度を簡単に説明すると、35歳以上の若者に対し、自社の正社員として雇用することを前提に毎月15万の奨励金を最大2年間支給するという制度だ。
しかも、めでたく正社員になれたあかつきには、さらに50万円が採用企業に支給される。
ハローワークはこれまでも、トライアル求人など低迷する雇用環境の改善を狙った制度を実施してきた。ただ、そのトライアル求人に関しても毎月4万円の助成金を3ヶ月間支給するというものであり、今回の若者チャレンジ奨励金は従来の制度が大幅に強化された格好だ。
この若者チャレンジ奨励金を活用すれば月15万円×2年間=最大360万円の奨励金が受け取られるため、なかなか正社員へ就職できない若者や景気が悪く正社員採用に躊躇しがちな企業にとって朗報とも言える制度だろう。
ただし、例えば企業が社会保険料をきちんと支払っていることなど、提出書類や給付対象者などがいくつか規定されており、事前にしっかり確認しておく必要はある。
厚生労働省 → 若者チャレンジ奨励金の新設について
奨励金受給のノウハウをまとめたサイト → 若者チャレンジ奨励金
株価の上昇や円高の緩和など金融面で景気回復の兆しは見えつつあるが、足元の雇用環境はまだまだ厳しい真冬のような状態が続いているのが実情だ。この新制度が日本の労働市場に暖かい春の風を吹き込む一手になることを期待したい。
